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       海外安全対策情報 (2017年1~3四半期)

2017年 第3四半期


1. 社会・治安情勢


(1) 総じて平穏,安全と言えるが,当国政府の財政政策等に反発する各種労働組合等 のデモやストライキ等は限られた地域において依然として行われており,その動向 には一定の注意が必要。特にアテネ中心部(シンタグマ広場やアテネ大学本部前等) では定期的にデモや抗議集会が行われており要注意。

(2) アテネ市内のエクサルヒア地区ではかねてより,過激派等が政治関連施設や警戒 中の警察に対し,簡易爆弾や火炎瓶等を使用した攻撃を繰り返しており,特に注意 が必要。



2. 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向


(1) 観光地であるアクロポリス周辺及びメトロ内では,昼夜間を問わず観光客を狙っ た各種窃盗事件が発生しており注意が必要。店舗や住居を狙った持凶器強盗事件も 発生している。依然としてスリが多発。国家警察が発表した2016年中の犯罪発 生件数(未遂犯を含む)は以下のとおり。

  殺人        213件 (対前年同期比-42件)
  強盗      5,063件 (同 +409件)
  強姦        237件 (同 +59件)
  窃盗     80,552件 (同 +1,452件)
  自動車盗  26,900件 (同 -297件)

 

(2) 邦人被害事案


ア  7月15日夜,女性旅行者が,シンタグマ広場からオモニア駅に向かう混雑し たトロリーバス車内で鞄の中から財布在中の巾着袋を盗まれる被害にあった。

イ  7月18日夕方,女性旅行者が,シンタグマ広場から徒歩でホテルに向かう途中, リュックサックの外ポケット内から旅券や財布在中のポーチを盗まれる被害にあった。

ウ  7月29日,男性旅行者が,アテネ市内の地下鉄において,旅券,財布を盗まれる被害にあった。

エ  7月31日,旅行者夫婦が,アクロポリス駅からシンタグマ駅に向かう地下鉄内でバック外側のポケットに入れていた旅券を盗まれる被害にあった。

オ  8月2日,男性旅行者が,地下鉄モナスティラキ駅付近において,財布を盗まれる被害にあった。

カ  8月2日,男性旅行者が,国鉄パトラ駅舎にチェーンで繋いでいた自転車を盗まれる被害にあった。

キ  8月3日,女性旅行者が,ミコノス空港からミコノス市内のホテルに向かう途中, バックパックのポケットに入れていた旅券を盗まれる被害にあった。

ク  8月27日,男性旅行者が,オモニア駅からシンタグマ駅に向かう地下鉄内で鞄 に入れていた旅券,現金を盗まれる被害にあった。

ケ  9月14日,男性旅行者がアテネ市ミトロポレオス通りに車を路上駐車し,プラカ地区で食事をしていた間,車の右後部座席窓ガラスを割られ,車内からスーツケ ース等を盗まれる被害にあった。

コ  9月21日,女性旅行者が,テサロニキ市内中心地にある洋服店で洋服を選ぶ際, 鞄を足下の床に置いて一瞬目を離した隙に旅券の入った鞄を盗まれる被害にあっ た。

サ  9月23日,男性2名が,ビクトリア駅から地下鉄に乗車しようとしたところ, 前にいた男女3人組が突然立ち止まり,更に背後から別の男女3名が車両内に押し込めるように乗車してきたことで,被害者2名が男女6名に挟まれる形となり,そ の間に被害者両名とも財布,携帯電話等を盗まれる被害にあった。

 


3. テロ・爆弾事件発生状況

9月11日早朝,マルーシ所在の郵便局前において,ガスボンベ4個を使用した簡 易爆弾が爆発し,郵便局正面出入口ガラス,壁等の一部が損壊したが,負傷者は出な かった。

 


4. 誘拐・脅迫事件発生状況
    
邦人等に対する金銭目的による誘拐事件及び脅迫事件は把握していない。

 


5. 日本企業の安全に関する諸問題


特に問題なし。

 


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2017年 第2四半期


1. 社会・治安情勢


(1) 総じて平穏,安全と言えるが,当国政府の財政政策等に反発する各種労働組合等 の大衆示威行為やストライキ等は限られた地域において依然として行われており, その動向には一定の注意が必要。特にアテネ中心部(シンタグマ広場やアテネ大学 本部前等)では定期的に大衆示威行為が行われており要注意。

(2) アテネ市内のエクサルヒア地区ではかねてより,過激派等が政治関連施設や警戒 中の警察に対し,簡易爆弾や火炎瓶等を使用した攻撃を繰り返しており,特に注意 が必要。



2. 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向


(1) 観光地であるアクロポリス周辺及びメトロ内では,昼夜間を問わず観光客を狙っ た各種窃盗事件が発生しており注意が必要。店舗や住居を狙った持凶器強盗事件も 発生している。依然としてスリが多発。国家警察が発表した2016年中の犯罪発 生件数(未遂犯を含む)は以下のとおり。

  殺人        213件 (対前年同期比-42件)
  強盗      5,063件 (同 +409件)
  強姦        237件 (同 +59件)
  窃盗     80,552件 (同 +1,452件)
  自動車盗  26,900件 (同 -297件)

 

(2) 邦人被害事案


ア 4月5日,男性旅行者がアテネ市内のシンタグマ駅からホテルに移動する際, 財布等を盗まれるスリ被害にあった。

イ 4月11日,男性旅行者がアテネ市内をメトロで移動中,旅券,財布の入った貴 重品袋を盗まれるスリ被害にあった。

ウ 4月29日,男性旅行者がアテネ市内のメトロに乗り込む際,バッグの中に入っ ていた旅券,財布等の入った貴重品袋を盗まれるスリ被害にあった。

エ 5月6日,男性旅行者がアテネ市内をメトロで移動中,ポケット内の携帯電話, 鞄の中の旅券,財布を盗まれるスリ被害にあった。

オ 5月12日,アテネ市内から空港にメトロで移動中,車内で4人組の男に囲まれ, バッグ内の旅券,財布等の入った貴重品袋を盗まれるスリ被害にあった。

カ 5月15日,女性旅行者がアテネ市内のスーパーで買い物中,数人の若い女性に 話しかけられていた隙に旅券,財布の入った貴重品袋が盗まれるスリ被害にあった。

キ 6月3日,男性旅行者が,ピレウス港からサントリーニ島行きのフェリー内にお いて,旅券を盗まれるスリ被害にあった。

ク 6月5日,男性旅行者がアテネ市内のメトロで移動中,バックに入れていた旅券 を盗まれるスリ被害にあった。

ケ 6月5日,女性旅行者がアテネ市内から空港にメトロで移動中,複数の男に取り 囲まれ,旅券,財布等の入った貴重品袋を盗まれるスリ被害にあった。

コ 6月14日,女性旅行者がアテネ市内のレストランで食事中,椅子に掛けていた 旅券,財布等の入った鞄の置引き被害にあった。

サ 6月18日,女性旅行者がアテネ市内を歩行中,鞄をナイフで切られ,旅券等の 入った貴重品袋を盗まれるスリ被害にあった。

 


3. テロ・爆弾事件発生状況

(1) 4月19日午後10時40分ころ,アテネ中心部所在のユーロ銀行アテネ事務所 入口付近に設置された爆弾が爆発。同ビルの入口や隣接するビルの窓ガラス等が大 破したが,爆発の約30分前に匿名人物からウェブサイトを通じて爆破予告があり, 警察が付近道路を閉鎖し,避難措置を執ったため,死傷者はなかった。 テロリストグループ「人民戦士団」が犯行声明を発出した。

(2) 4月25日午後6時30分ころ,パパディモス元首相が乗車した車両内において, 同人宛に届いた封筒を開封したところ,内部に仕込まれていた簡易爆弾が爆発し, 同車両内に乗車していた同人外2名が負傷し,病院に搬送されたが,3名とも命に 別状はなかった。

 


4. 誘拐・脅迫事件発生状況
    
邦人等に対する金銭目的による誘拐事件及び脅迫事件は把握していない。

 


5. 日本企業の安全に関する諸問題


特に問題なし。

 


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2017年 第1四半期


1. 社会・治安情勢


(1) 総じて平穏,安全と言えるが,当国政府の財政政策等に反発する各種労働組合等の大衆示威行為やストライキ等は限られた地域において依然として行われており,その動向には一定の注意が必要。特にアテネ中心部(シンタグマ広場やアテネ大学本部前等)では定期的に大衆示威行為が行われており要注意。

(2) アテネ市内のエクサルヒア地区ではかねてより,過激派等が政治関連施設や警戒  中の警察に対し,簡易爆弾や火炎瓶等を使用した攻撃を繰り返しており,特に注意が必要。



2. 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向


(1) 観光地であるアクロポリス周辺及びメトロ内では,昼夜間を問わず観光客を狙った各種窃盗事件が発生しており注意が必要。店舗や住居を狙った持凶器強盗事件も発生している。依然としてスリが多発。国家警察が発表した2016年上半期の犯罪発生件数(未遂含む)は以下のとおり。

  殺人        104件 (対前年同期比-47件)
  強盗      2,633件 (同      +267件)
  強姦        112件 (同        + 41件)
  窃盗     40,248件 (同     +1,395件)
  自動車盗  13,567件 (同     +1,226件)

 

(2) 邦人被害事案


ア 1月28日,男性旅行者がアテネ市内をメトロで移動中,ポケットに入れていた携帯電話と旅券を盗まれるスリ被害に遭った。

イ 2月13日,男性旅行者がアテネ市内をメトロで移動中,財布を盗まれるスリ被害に遭った。

ウ 3月20日,女性旅行者がアテネ市内をメトロで移動中,財布を盗まれるスリ被害に遭った。

エ 3月27日,男性旅行者がアテネ市内をメトロで移動中,財布を盗まれるスリ被害に遭った。

 


3. テロ・爆弾事件発生状況

(1) 1月10日午前6時過ぎ,アテネ市内エクサルヒア地区所在の政党事務所(PASOK本部)前において警戒中の機動隊車両(バス)に向け何者かが3発発砲した。同車両に乗車していた警察官1名が足に被弾したが命に別状はなし。PASOK本部事務所の壁にも銃痕が発見されたが負傷者はない。

(2) 2月6日午後10時頃,アテネ中心部コロナキ地区所在の法律事務所にガス缶爆弾6個が設置され爆発。建物一部が焼損。消防が住民4人(軽傷)を救出した。後日,ギリシャのテロ組織「炎の中核陰謀団」が犯行声明を出した。

(3) 2月25日午前1時40分頃,匿名の人物から報道社宛てに,アテネ市所在のダフニ警察署に爆弾を仕掛けた旨爆破予告があった。警察は付近道路を閉鎖し,同所でバッグに隠匿された時限式手榴弾を発見撤去し爆発を防いだ。後日,ギリシャのテロ組織「革命的闘争」が犯行声明を出した。

(4) 3月15日午前2時頃,キフィシア(アテネ郊外)所在のギリシャ政党「ND(新自由主義)」副党首(Mr. Adonis GEORGIADIS)が経営する書店においてガス缶爆弾が爆発し建物の一部が焼損した。負傷者なし。後日,ギリシャのテロ組織「炎の中核陰謀団」が犯行声明を出した。

(5) 3月15日午後,独・ベルリン所在の独財務省にギリシャ政党「ND(新自由主義)」副党首が差出人となっている小包爆弾が送付された。警察が処理し爆発事案には至らなかった。後日,ギリシャのテロ組織「「炎の中核陰謀団が犯行声明を出した。

 


4. 誘拐・脅迫事件発生状況
    
邦人等に対する金銭目的による誘拐事件及び脅迫事件は把握していない。

 


5. 日本企業の安全に関する諸問題


特に問題なし。

 

 



<過去の海外安全対策情報>

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