東日本大震災10周年を迎えて
令和3年3月10日

2011年3月11日の東日本大震災から10年が経ちました。
大きな被害を出した未曽有の災害は我々に、当たり前だと思っていた日々の生活や家族、社会との繋がりを見直す機会を与えるとともに、防災の大切さを説いています。
また、被災地は世界中からの多くの支援を得て着実に復興を遂げ、人々はこれら支援への感謝を伝えたいと考えています。
犠牲者への祈りとともに、あの日を振り返り、未来へ向けた人々の取り組み、そして被災地の今をご紹介します。
その地震は何の予兆もなく発生し、人々が建物や地域から逃げる間も与えませんでした。
防災は、起こりうる被害を抑えたり、失われる命を減らすことができるかもしれません。地震がどこで発生するのか、被害はどの程度なのか、より多くの命を救うために何ができるのか、高い建物においてどのような対策が重要なのか。日本は、過去の震災経験から貴重な防災知見を有しています。
防災とはなにか、被災地における取材を通してご覧ください。

【防災:津波】
日本史上で最も強い地震が2011年に同国東海岸を襲った際、津波によって大勢の死者、怪我等人等の被害者が出ました。日本はそこから何を学び、その知見をどのように世界の人々と共有できるのか。本動画では、緊急時の安全な非難に不可欠な知識や災害発生時に必要なコミュニケーションの構築を含む、災害に強い社会づくりのための活動をご紹介します。
【2011年3月11日 地震と津波-最初の3日間】
2011年3月に被災地で撮影された映像を使用して、史上最悪の災害の1つとなった大震災渦中における恐怖とその中で闘った勇敢な人々の物語をご紹介します。日本の太平洋側沿岸の広範な地域が破壊された結果、コミュニティは完全に離散し、人々は住み慣れた家を離れなければなりませんでした。また、福島第一原子力発電所の事故により、放射能汚染地域が生じました。しかし一方で、震災直後の数日間、混乱の中にあっても無数の人々が犠牲者を助け、生存者を探すために行動していました。
【東北から大きな感謝をこめて】
東日本大震災から10年の月日が経ちました。海外の多くの国からの支援のおかげで東北地方は着実に復興を遂げています。東北市民だけなく日本中の人々がこれらたくさんの支援に感謝し、震災後の厚意に恩返しをしたいと思っています。
【震災10年 復興の歩み】
2011年3月11日の震災から10年。東北の人々は、世界中から受けた地域復興のための支援への感謝を胸に、前へ進み続けています。
【スポーツの力 東北復興の力】
東京オリンピック・パラリンピック競技大会に際して、「復興五輪」として宮城県、福島県でも試合が予定されている。スポーツを通じて前を向いて進む東北、スポーツという観点から復興しつつある姿をご紹介します。
【地元から世界へ:新たな福島を見つけに】
復興が進む福島の豊かな魅力を、コロナ禍で講じられている感染症対策も交えてご紹介します。困難に負けない地元の人々の声や福島が持つ資源の魅力をお伝えします。
【震災10年 福島の今】
震災による福島第一原子力発電所の破損から10年。原発事故後の安全・安心への取り組み、地元経済や地場産業の復興に向けた取組に焦点を当てつつ、コロナ禍でも続く福島の復興の努力をご紹介します。
【関連情報】
●東日本大震災発災10年ポータルサイト(復興庁)
https://www.reconstruction.go.jp/10year/
●福島県ポータルサイト
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/
●復興状況が分かる資料(復興庁資料)
(1)「東日本大震災からの復興に向けた道のりと見通し」
https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-1/2021.1_michinori.pdf
(2)復興の状況と課題
https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-1/2021.1_genjoutokadai.pdf
(3)「復興の状況と取組」パンフレット
https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat7/sub-cat7-2/202009_Pamphlet_fukko-jokyo-torikumi.pdf
●風評の払拭に向けて(復興庁資料)
https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-4/fuhyou/pamphlet/latest/huhyou-higai-husshoku_J.pdf