すり被害続発のなか、非番で邦人を助けたギリシャ警察官を清水駐ギリシャ大使が表彰

8月21日、清水駐ギリシャ大使は、ギリシャ警察アレクサンドロス・ミミヤニス氏に対し、表彰を行いました。

同氏は、今年6月28日夜、非番で地下鉄に乗車中、駅で邦人観光客に対するスリを目撃し、逮捕しました。犯人の外国人の男は観光客の背中を押すようにして車内に乗り込みながらズボンの後ろポケットから財布を盗んだのですが、あまりに巧妙な手口で、観光客は全く被害に気づいていませんでした。

ミミヤニス氏は非番で家族と一緒でしたが、迷うことなく、抵抗する男を逮捕し、財布を被害者に返還しました。同氏のおかげで、観光客は無事に日本に帰国することができ、大変感謝しています。

表彰式では、ミミヤニス氏の勇気ある行動により邦人が救われたことに対し、清水大使から感謝の意を表しました。同氏からは、「警察官として当たり前のことをしただけですが、このように表彰をしていただき大変光栄です。今後も、邦人の方々の力になれるように努めていきます。」との言葉がありました。

その後、同席したギリシャ警察幹部カラパパス氏、マルコス氏も交えて、当地で邦人すり被害が多く発生し、特に被害が地下鉄や駅、そしてシンタグマなど観光地に集中していることについて意見交換を行いました。

清水大使から、大使館としても邦人の方々への注意喚起に務めるので、更なる警戒強化をお願いしたいと依頼しました。カラパパス氏からは、「ギリシャ警察として、邦人の方々に安心して過ごしてもらえるように大使館と一層の協力をしていきたい」との言葉があり、当地に滞在、旅行する邦人のために今後とも、一層の協力を行っていくことで双方が合意し、表彰式を終えました。