Japan Cinema Wednesdays -短編ドキュメンタリー『たいが』上映(実施報告)

令和7年6月10日
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6月4日、在ギリシャ日本大使館多目的ホールにて、宮城県蔵王町に暮らす男の子の日常生活や夜見る夢の物語を3ヵ月にわたって記録した短編ドキュメンタリー『たいが』が上映されました。
 
上映後、同作品の監督、エリザ・ソロガ氏が登壇し、同地にコロナ禍に滞在した際の体験談、作品の主人公とその家族とのつながりを深めたエピソードや撮影期間中における自身の制作活動について語りました。
 
続いて、ソロガ監督が同地域のアーティスト・イン・レジデンス「遠刈田レジデンス マルヨシ044」(海外のアーティストに住居及び活動の場を提供するプロジェクト)に参加し、地元の小学生が描いた夜に見る夢の絵とともに彼らのコメントを収めたビデオ作品『夢の本』も上映されました。
 
最後に、会場では監督への質疑応答を交えて、日本の子供たちの学校生活や友達関係、夜に見る夢の特徴などについて観客とのトークセッションも行われ、上映会は温かい拍手に包まれ幕を閉じました。