Japan Cinema Wednesdays ドキュメンタリー『凪の灯るころ~奥能登、珠洲の記憶』上映

令和7年10月20日
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今回は、2度にわたる大規模な地震に見舞われた石川県珠洲市の人々を取材した有馬尚史監督のドキュメンタリー作品凪の灯るころ~奥能登、珠洲の記憶』(2024年87分を上映いたします。この映画は、被災前から現地で映像記録を続けていた有馬監督が、崩れゆく風景と、それでもなお祭りを通じて町の復興に立ち上がる人々の姿を記録した作品です。

同作品は今年サモス島で開催された国際総合防災学会の前夜祭イベント(9月28日)で上映され、有馬監督もトークセッションに登壇され、観客から大きな反響を呼びました。

皆様お誘い合わせの上、ご来場ください。入場は無料です
 
日時: 115 () 1830
会場: 日本大使館・多目的ホール (46, Ethnikis Antistasseos st., Halandri)
 
※ 日本語上映、英語字幕付き
※ 席に限りがございますので、鑑賞ご希望の方は広報文化班 (電話210 670 9901-3、e-mail: cultural@at.mofa.go.jp) までお申し込み下さい。
※ご来場の際は、警備上の都合により、身分証明書をご持参下さい。


<あらすじ>
舞台は石川県珠洲(すず)市。2023年5月5日、石川県奥能登地方にて発生し、最大震度6強を記録した「令和5年奥能登地震」。この地震の被害から町は復興を目指していた。祭り好きの人々はなんとか能登の象徴の一つであるキリコ祭りを成功させ、復興の道を歩み始めたが2024年1月1日、再び珠洲市を「令和6年能登半島地震」が襲う。度重なる地震によって壊滅的な状況に陥った珠洲の人々は、それでもまた、立ち上がろうとしていた。



【監督 】 有馬 尚史  (Arima Hisashi)
1987年生まれ、千葉県出身、町田市在住。2011年に多摩美術大学に入学。同年より映像作品の制作を開始。13年に制作した長編作品をきっかけに大木一史氏の制作に関わり同氏に師事。23年5月に起きた地震からの珠洲の復興の様子を撮影するなか、元日の能登半島地震では自身も被災。計画を立て直したうえで撮影を重ね、『凪が灯るころ~奥能登、珠洲の記憶~』を作り上げた。