「明治の工芸/平成の工芸-150年の時代を超えた日本のわざと装飾の美」展 オープニングレセプション

令和元年11月22日
11月13日(水)、現代ギリシャ文化博物館において、同博物館、ギリシャ文化・スポーツ省、国立西洋美術館共催、在ギリシャ日本大使館後援による「明治の工芸/平成の工芸-150年の時代を超えた日本のわざと装飾の美」展のオープニングレセプションが行われました。この日は雨に見舞われましたが、清水大使夫妻はじめ、政府関係者や文化芸術関係者等多くの招待者が来場しました。

冒頭、メンドーニ・ギリシャ文化・スポーツ大臣より開会の辞が述べられ、続いて、清水大使、現代ギリシャ文化博物館・メリーディ館長、国立西洋美術館・馬渕館長よりそれぞれ挨拶が行われました。

来場者は、開館100周年の節目に同日リニューアルオープンを迎えた現代ギリシャ文化博物館の展示会場で、明治と平成、2つの時代に生み出された選りすぐりの作品48点につき、展示を手掛けた工芸史家・諸山氏より説明を受け、日本工芸の伝統が放つ崇高な輝きと洗練された創造の美に大いに魅了された人々からは感銘の声が上がりました。

式典後のレセプションでは、日本酒も提供され、来場者は芸術談義に花を咲かせ、終始和やかな雰囲気に包まれた日本文化の夕べとなりました。

「明治の工芸/平成の工芸-150年の時代を超えた日本のわざと装飾の美」展は、日本・ギリシャ修好120周年(1899-2019)記念行事の一環として、2020年1月12日(月)まで現代ギリシャ文化博物館において開催されます。