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       白銀 尊 氏 インタビュー

ギリシャ語版

小野雅楽会の舞人・白銀 尊

今回、アテネで初めて雅楽の公演をされた小野雅楽会の舞人、白銀尊(しろがね たかし)氏にお話を伺いました。

雅楽の舞をはじめられたきっかけは何ですか。

建築設計を専攻していた大学を卒業した翌年、舞台設計の案件に携わっていた際に友人の紹介で雅楽の舞台を観たのが最初です。空間デザイン,身体表現の観点から興味を持ち、独特の音楽に合わせた雅楽の舞ぶりが空間認識に及ぼす影響とその普遍性について設計にも通じる可能性を感じたのがきっかけでした。


今回のアテネ公演の感想をお聞かせ下さい。

今回の公演はホールで行われましたが、会場の印象だけでなく、アテネに滞在し歩き見て食べ感じたものを内に持って、新鮮な気持ちで舞台に臨めました。

私は最後の演目、舞楽「納蘇利」のみの出演でしたが、装束,面を着けて舞台に登場した瞬間の観客の表情や、終わった後の好意的なリアクションが印象的でした。


雅楽の将来性、雅楽の魅力を海外にどのように伝えていきたいとお考えですか。

魅力を伝えるには継続性も大事であると思いますが、海外の公演においてはお客様も雅楽に接する機会が初めての方も多く、また次回がいつになるかも分かりません。

日本には一期一会という言葉がありますが、その一度の機会を大切にその方の記憶に何かを残せるよう、またそれが雅楽、ひいては日本に対してポジティブな印象であってほしいという気持ちを持って舞台に上がっています。

そして限られた機会だからこそ、出来るだけ正式な形でお見せしたいという欲求もありますし、質の高い表現をお見せするための準備に加え、実現させるための制作面での努力、理解、共感を得るための構成面での工夫も必要であると考えております。

最後に今回の公演に多大なるご協力をいただいた在ギリシャ日本国大使館、会場舞台関係者の方々に心より感謝申し上げます。
 
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