在ギリシャ日本国大使館　日本・ギリシャ関係

5月29日、北村隆則駐ギリシャ大使は、空手家の大嶽哲夫氏に対し、在外公館長表彰を行いました。

大嶽氏は約35年にわたり当地に在住し、自身が経営する空手道場にて数多くのギリシャ人に日本の伝統的武道である空手を教え、空手を通じた日・ギリシャ友好親善に大きく寄与してきました。また、同氏はギリシャ空手連盟にも所属し、ギリシャにおける空手の普及のために多大な貢献を行っています。

同氏の活動は当地在留邦人をはじめ、ギリシャ空手関係者にも広く知られており、その温厚なお人柄からも多くの人々に慕われています。

表彰式では、大嶽氏の長期にわたる献身的な活動に対し、世界空手連盟副会長やギリシャ空手連盟事務局長など、ギリシャにおける主要空手関係者とともにその功績を祝しました。

大使による表彰状授与の後、大嶽氏より感謝の意が表され、それに続いて出席者からも祝福の言葉や今般在外公館長表彰という形で同氏が評価されたことに対する本使へのお礼の言葉が述べられるなど、和やかな雰囲気の中、表彰式が執り行われました。

その後昼食会においては、ギリシャにおける空手の普及やスポーツを通じての日ギリシャ相互文化理解、そして今後の日ギリシャ関係などについても様々な意見交換が行われました。