大使館新事務所の紹介 |
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在ギリシャ日本国大使館は、平成16年11月8日よりハランドリ地区にある新事務所に移転いたしました。 この新事務所は、モダン建築で有名な黒川紀章氏に設計されたもので、世界的に活躍されている同氏にとってギリシャにおける初のプロジェクトとなります。 新事務所は周囲の環境と調和するようシンプルなデザインが施されており、「自然とテクノロジーの共生」 を、石の外壁と金属の屋根との組み合わせによって強調しています。また、力強い三日月型のソーラーパネルは、ギリシャの青い空にダイナミックなシルエットを浮き出させており、新たな大使館の顔として訪れる方々に大きなインパクトを与えることでしょう。 また、「エコ・システム」 というキーテーマに基づき、様々な環境にやさしい機能を取り入れています。日本からの最新の技術を取り入れ、日本の技術と環境問題への取り組みをアピールできる要素を含んでいます。 <新事務所の特徴> 1. ソーラーパワーシステム 1年のうち300日以上が晴天というギリシャの気候を利用し、屋上には二つの大きなソーラーパネルが設置されています。そのソーラーシステムによって、建物内の公共スペースの電力の約15%を補うことができます。 2. エコグラス 建物に設置されているガラスには、太陽光の遮へいや防音効果があり、建物の内部に快適な環境を生み出します。 3. 断熱壁 外壁の断熱壁は、夏季には熱を遮断し、冬季には熱を保つ仕組みになっています。 4. エコグリーン 大使館の敷地には、木や潅木、芝をはじめ、屋上庭園や中庭にも緑地スペースが設けられ、できる限り多くの緑を取り入れるよう計画されております。 5. 省エネルギー 冷暖房設備、断熱壁、自然換気機能など、熱負荷やエネルギー消費量の削減を考慮したものになっています。 6. 耐震構造 ギリシャは日本と同様に地震国であります。1999年のアテネ地震では、マグネチュード5.9が記録されています。このような地震に対して、神戸大震災から得たデータと日本の耐震設計技術を生かし、マグネチュード8の地震に耐えられるように設計されています。
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