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      ギリシャ概況最新情報

2017年 6月


1.内政

・19~29日 POE-OTA(地方公務員労組)の臨時雇用清掃作業員が正規雇用を求めストライキを実施。処理できないゴミが全土に溢れ社会問題化。


2.外交

・12日 ルメール仏財務相がギリシャを訪問し、チプラス首相及びツァカロトス財務相と会談。

・13日 ディミトロフ・FYROM外相がギリシャを訪問し、コジアス外相と会談。

・15日 テサロニキにて「ギリシャ・キプロス・イスラエル3か国首脳会合」が開催され、チプラス首相、ネタニヤフ・イスラエル首相、アナスタシアディス・キプロス大統領が「テサロニキ共同宣言」に署名するとともに、マージンでチプラス首相とネタニヤフ首相がユダヤ人犠牲者のための記念プレート除幕式に出席。3か国環境相会談も開催され、海上事故や災害への共同管理及び対応に関する合意がなされた。

・19日 ユルドゥルム・トルコ首相がアテネを訪問し、チプラス首相、パヴロプロス大統領及びミツォタキス新民主主義党党首と会談。

・23日 ラデフ・ブルガリア大統領がギリシャを訪問し、パヴロプロス大統領及びミツォタキス新民主主義党党首と会談。

・28日~ コジアス・ギリシャ外相がスイスを訪問し、キプロス問題交渉に出席。


3.移民・難民問題

・27日現在 ギリシャに滞在する移民・難民は62,270名。


4.経済

(1) 対ギリシャ第3次支援プログラム

・8日 ユーロワーキンググループが開催され、15日のユーログループに向けてギリシャ支援プログラムの融資、債務緩和問題などについて協議が行われた。

・9日 ギリシャ国会は、連立政権の急進左派連合(SYRIZA)及び独立ギリシャ人(ANEL)の賛成(153票)により、15日のユーロ圏財務相会議を念頭に置き包括法案(年金凍結期間の延長や労働協約の変更など)を可決した。

・15日 ユーロ圏財務省会合で、対ギリシャ向け第3次支援のギリシャによる改革の進捗状況に関する第2次審査完了に合意。第3次分割融資分として、85億ユーロの支援実施に合意(うち77億ユーロは7月初め、残り8億ユーロは、ギリシャの返済状況を確認した上で夏以降に実施。支援は、各国手続、欧州安定メカニズム(ESM)取締役会による決定を経て実施)。IMFは支援プログラム参加に合意(今後、IMF内の手続きを経て正式決定見込み)。ただし、実際の融資は、債務減免策が明確化された後にのみ実施。ユーロ圏による対ギリシャ向け債務減免策の内容については、ユーログループ・ワーキンググループにおいて、更に時間をかけて検討を行う。

(2) 経済

・12日 ピレウス港湾機構(OLP)と上海国際港務グループ(Shanghai International Port Group)の提携に関するメモランダムの署名が行われた。

・15日 ナショナル・バンクは同行の再建計画の一環として、ブルガリアにある支店の売却を完了した。これにより約9億ユーロの資本強化となった。

・20日 中国のState Grid社はギリシャ配電会社ADMIEの24%の株式を3億2,000万ユーロで購入した。

・23日 格付け会社ムーディーズは、15日のユーログループでの合意を受け、ギリシャ国債の格付けをCaa3からCaa2へ引き上げ、見通しを従来の「安定的」から「ポジティブ」に変更した。

・23日 ギリシャ公的財産活用基金TAIPEDは、ギリシャ鉄道メンテナンス会社EESSTYの入札締切を4ヶ月延長し11月3日にすることを発表した。

・26日 ガス配送会社DESFAの66%株売却に関する入札手続きが再び開始された。

(3) 財政

ギリシャ財務省が6月26日付で公表した1月から5月の財政統計によると、1月から5月の財政収支は12億4200万ユーロの赤字、同期間のプライマリーバランスは18億4000万ユーロの黒字となった。同期間の歳入は186億8600万ユーロで政府目標を200万ユーロ下回り、歳出は199億2400万ユーロと政府目標より7億9200万ユーロ低く抑えられた。

(4) 輸出入

ギリシャ統計局の6月8日付の発表によると、4月の輸入総額は41億2050万ユーロ(前年同月比2.3%減)、輸出総額は23億2110万ユーロ(前年同月比9.7%増)となった。

(5) 観光業

ギリシャ観光業協会(SETE)の発表によると、5月の観光客は、192万2,299人で、前年同月比6.6%増となった(国内主要空港の観光客到着数(暫定値)ベース)。内訳は、アテネ空港が43万3,443人で(同2.6%増)で、テサロニキ空港が17万9,094人(同12.3%増)となった。

4.経済指標

(1) 消費者物価指数

ギリシャ統計局の6月9日付の発表によると、5月の消費者物価指数は前年同月比の1.2%増となった。


(2) 失業率

ギリシャ統計局の6月8日付の発表によると、3月の失業率は22.5%となり、前月から0.4%減少した。


※ 2月の失業率は、ギリシャ概況(2017年5月)公表後、ギリシャ統計局により23.20%から22.90%に修正されており、本号では修正後の数字を使用した。

(3) GDP

OECDのデータによると、2017年第1四半期(1~3月)の実質GDP成長率は前年同期比プラス0.4%となった。



※ギリシャ概況(2017年5月)公表後、2016年第1四半期以降の実質成長率は、2016年第2四半期を除き、OECDにより修正されており、本号では当該修正後の数字を使用した。



※ この概況は、各種報道・公表資料を基に作成した。
 
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