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      ギリシャ概況最新情報

2016年 10月


1.内政

・3日、マケドニア大学の世論調査が発表された。(与党の急進左派連合(SYRIZA)の支持率は16.0%、野党の新民主主義党(ND)の支持率は28.5%)

・5日、チプラス首相他がイエロニモス大司教と会談。公立学校における宗教教育の方針について協議。

・13日~16日、急進左派連合(SYRIZA)の党大会が開催され、チプラス首相が内閣改造を行う意思を示した。

・16日、チプラス首相が党大会で党首に再選された。

・26日、最高行政裁判所が全国放送のテレビ局営業許可に関する法律に違憲判決を下した。


2.外交

・5日、アテネでコジアス外相がカスリーディス・キプロス外相と会談。

・10日、ヴィツァス国防副大臣は9月以降、エーゲ海のほぼ全域においてトルコが潜水艦訓練を実施していることを認め、「トルコが自国の主権が及ばない地域で活動していることは受け入れがたい」と述べた。

・11日、チプラス首相他がギリシャ・キプロス・エジプト三か国首脳会合に出席(於:カイロ)。

・13日、オランド仏大統領は、仏ジャーナリストへのインタビューの中で、15年7月のギリシャの国民投票翌日行ったプーチン露大統領との電話会談で、プーチン露大統領が「ギリシャはドラクマ通貨を刷る機械がないため、ロシアに紙幣印刷を求めてきた」と述べたことを明らかにした。

・25日、エロー仏外務・国際開発相がギリシャを訪問。パヴロプロス大統領、チプラス首相、コジアス外相と会談。


3.移民・難民問題

・10日、ギリシャの公立小中学校で難民の子供たち向けの学校教育開始。

・EU-トルコ合意により3月18日から10月31日までの間にギリシャからトルコに送還された移民・難民は合計750人(7月15日以降も若干名ずつ送還が継続)。


4.経済

(1) 経済

・3日、ピレウス港のクルーズ客船用新埠頭のオープニング式典が開催され、中国からCOSCOの社長が来訪、観光担当副大臣とともにテープカットを行った。

・3日、国会に2017年予算案が提出された。経済成長率については2016年は-0.3%、2017年は+2.7%と予測。失業率については2016年は23.5%、2017年は22.4%と予測。財政は、プライマリーバランス黒字が2016年はGDPの0.63%、2017年は1.80%と予測。

・12日、日本企業(株)ウェザーニュース社のピレウス支店が開設され、新設記念式典が行われた。

・14日、ギリシャ統計局は、2015年のギリシャ経済に関する修正統計値を発表。時価換算でGDPは前年比で1.3%縮小。時価換算での消費者支出は前年比1.8%減。物品・サービスの輸出は前年比で3%減、輸入は前年比で10.2%減。民間投資は前年度比1.6%減。

・21日、ギリシャと債権団は、第3次ギリシャ向け支援プログラムのギリシャ側による実施の進捗状況に関する第2次審査を開始し、27日に第1次ラウンドを終了。次回のラウンドは11月14日に再開予定。

・26日、欧州安定メカニズム(ESM)の役員会は、ギリシャに対する28億ユーロの融資を承認。うち11億ユーロは対外債務返済、18億ユーロは国内での未払い金の返済等に使用される。今回の融資により、第3次支援プログラム用の最大860億ユーロのうち、317億ユーロが融資された。

(2) 財政

ギリシャ財務省が10月24日付で公表した1月から9月の財政統計によると、1月から9月の財政収支は5億9,200万ユーロの黒字、同期間のプライマリーバランスは54億4,000万ユーロの黒字となった。同期間の歳入は378億2,400万ユーロで政府目標を5億1,400万ユーロ(1.4%増)上回り、歳出は372億3,100万ユーロと政府目標より31億100万ユーロ低く抑えられた。

(3) 輸出入

ギリシャ統計局の10月7日付の発表によると、8月の輸入総額は31億1,090万ユーロ(前年同月比4.1%増)、輸出総額は19億1,290万ユーロ(前年同月比0.1%減)となった。

(4) 観光業

ギリシャ観光業協会(SETE)の発表によると、9月の観光客は252万100人で前年同月比13.2%増となった(国内主要空港の観光客到着数(暫定値)ベース)。内訳は、アテネ空港が54万人(同14.3%増)、テサロニキ空港が19万5,749人(同23.5%増)となった。(但し観光収入は前年より減少している。)

(5) 経済指標

(1) 消費者物価指数

ギリシャ統計局の10月10日付の発表によると、9月の消費者物価指数は前年同月比1.0%の下落となった。



(2) 失業率

ギリシャ統計局の10月6日付の発表によると、7月の失業率は23.2%となり、前月から0.2%減少した。




(3) GDP

OECDのデータによると,2016年第2四半期(4月~6月)の実質GDP成長率は前年同期比0.9%のマイナスとなった。



※2015年第4四半期および2016 年第1四半期の実質成長率は、ギリシャ概況(2016年7月)公表後、OECDによりマイナス0.9%からマイナス0.8%、マイナス1.4%からマイナス1.0%にそれぞれ修正されており、本号では当該修正後の数字を使用した。   

※ この概況は、各種報道・公表資料を基に作成した。
 
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