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      ギリシャ概況最新情報

2016年 8月


1.内政

・30日,全国放送TVを4局に絞るための入札開始。NDを始めとする野党は本件を反民主主義的政策として批判。


2.外交

・1日,チプラス首相が複数の閣僚とともにブルガリアを訪問し, 第3回二国間ハイレベル協議を開催(議題はエネルギー,輸送,観光及び災害管理における協力)。別途,首脳会談,閣僚間のバイ会談も実施された。

・25日,チプラス首相がパリで開催された欧州社会主義党サミットにオブザーバとして出席。マージンでオランド仏大統領と会談。

・25日,コジアス外相がFYROMを訪問し,イヴァノフFYROM大統領,グルエフスキー首相,ポポスキー外相等と会談した。

・28日, チャヴシュオール・トルコ外相がクレタ島を訪問し,コジアス外相と非公式会談。


3.移民・難民問題

・19日、チプラス首相はイルディリム・トルコ首相と電話会談し,移民・難民問題及びギリシャに亡命申請をしている8人のトルコ軍軍人引き渡し問題について話し合った。

・23日~25日,グランディ国連難民高等弁務官がギリシャを訪問し,パヴロプロス大統領,チプラス首相等と会談するとともに難民収容施設等の視察を行った。

・25日トルコ人7人(夫婦と子ども2人の1家族がアレクサンドルポリに,別に男性3人がロドス島に)がギリシャに不法上陸した後,ギリシャ政府に政治亡命の申請を行った。 


4.経済

(1) 経済

・9日,中国のCOSCOはピレウス港機構(OLP)の51%の株式(1株当たり22ユーロの固定値で合計1,275万株)を2億8,050万ユーロで購入した。COSCOへのOLP株の売却は2段階で行われ,今回は第1段階目。COSCOは今後10年間で3億5,000万ユーロの投資を行うとの条件を満たす場合には,第2段階目として5年後に対価8,800万ユーロでOLPの16%の株式を更に取得予定。

・29日,ユーロワーキンググループが開催され、第一次レビューの懸案事項の速やかな実施や第二次レビュー開始に向けての準備について話し合われた。

(2) 財政

ギリシャ財務省が8月26日付で公表した1月から7月の財政統計によると,1月から7月の財政収支は8億3,200万ユーロの赤字,同期間のプライマリーバランスは35億5,000万ユーロの黒字となった。同期間の歳入は279億9,800万ユーロで政府目標を6億4,100万ユーロ(2.2%減)下回ったものの,歳出は288億3,000万ユーロと政府目標より32億9,500万ユーロ低く抑えられた。

(3) 輸出入

ギリシャ統計局の9月7日付の発表によると,7月の輸入総額は35億9,360万ユーロ(前年同月比18.2%増),輸出総額は22億4,950万ユーロ(前年同月比3.4%減)となった。

(4) 観光業

ギリシャ観光業協会(SETE)の発表によると,7月の観光客は329万9,847人で前年同月比9.1%増となった(国内主要空港の観光客到着数(暫定値)ベース)。内訳は,アテネ空港が66万2,000人(同10%増)、テサロニキ空港が24万6,252人(同11.4%増)となった。

(5) 経済指標

(1) 消費者物価指数

ギリシャ統計局の8月8日付の発表によると,7月の消費者物価指数は前年同月比1.0%の下落となった。



(2) 失業率

ギリシャ統計局の8月4日付の発表によると,5月の失業率は23.5%となり,前月から変動はなかった。

※2016年4月の失業率は、ギリシャ概況(2016年7月)公表後、ギリシャ統計局により23.3%から23.5%に修正されており、本号では当該修正後の数字を使用した。  




(3) GDP

OECDのデータによると,2016年第2四半期(4月~6月)の実質GDP成長率は前年同期比0.9%のマイナスとなった。




※ この概況は、各種報道・公表資料を基に作成した。
 
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