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      ギリシャ概況最新情報

2016年 6月


1.内政

・15日、政府辞任を求める大規模デモがアテネ及びテサロニキ市内で実施された。

・30日、ピレウス港民営化に関する法案(ピレウス港機構株式67%の売却)が賛成多数(223票)で国会で可決された。


2.外交

・2日~3日 ヴァルス仏首相がアテネを訪問。パヴロプロス大統領、チプラス首相と会談。(同行のサパン財務相はツァカロトス財務相と会談)。

・6日~7日、コジアス外相がアルバニアを訪問し、ニシャニ大統領、ラマ首相、ブ・シャティ外相他と会談。

・19日~21日、ユンカー欧州委員会委員長がギリシャを訪問。アヴラモプロス欧州委員、サマラス前首相、ミツォタキスND党首と私的に懇談すると共に、パヴロプロス大統領、チプラス首相とも会談を行った。

・30日 ガブリエル独副首相兼経済・エネルギー相がギリシャを訪問。パヴロプロス大統領、チプラス首相、スタサキス経済・開発・観光相等と会談。中小企業支援等に関する二国間協定が署名された。


4.移民・難民問題

・17日~18日、潘基文国連事務総長がギリシャを訪問。チプラス首相、コジアス外相と会談した後、レスボス島を訪問し、移民・難民の受け入れ状況を視察した。


5.経済

(1) 経済関連

・1日、付加価値税(VAT)が23%から24%に引き上げられた。

・6日~10日、ポシドニア2016国際海事展開催。

・7日、エリニコ(旧空港跡)の民営化に向け、公的財産活用基金(TAIPED)とLAMDA DEVELOPMENT社の間で覚書(MOU)を調印。

・16日、ユーロ圏財務相会合は第3次ギリシャ向け支援の一部として75億ユーロの融資を決定。

・17日、欧州安定メカニズム(ESM)理事会で、ギリシャへの75億ユーロの融資を承認。

・21日、ESMは75億ユーロの融資を実施。57億ユーロは債務返済に、18億ユーロは国内の未払い金支払いに使用される予定。

・22日、欧州中央銀行(ECB)政策委員会は、29日からギリシャ国債を再度特例的に適格担保として扱うと決定。

(2) 財政

ギリシャ財務省が6月27日付で公表した1月から5月の財政統計によると、1月から5月の財政収支は8億1,400万ユーロの赤字、同期間のプライマリーバランスは22億8,200万ユーロの黒字となった。同期間の歳入は192億800万ユーロで政府目標を3億2,800万ユーロ(1.7%増)上回り、歳出は200億2,200万ユーロと政府目標の227億6,000万ユーロより27億3,800万ユーロ低く抑えられた。

(3) 輸出入

ギリシャ統計局の7月8日付の発表によると、5月の輸入総額は35億3,110万ユーロ(前年同月比3.3%減)、輸出総額は20億2,240万ユーロ(前年同月比12.4%減)となった。

(4) 観光業

ギリシャ観光業協会(SETE)の発表によると、5月の観光客は180万829人で前年同月比3.7%増となった(国内主要空港の観光客到着数(暫定値)ベース)。内訳は、アテネ空港が42万人(同1.9%増)、テサロニキ空港が15万9,490人(同8.7%増)となった。


4.経済指標

(1) 消費者物価指数

ギリシャ統計局の6月9日付の発表によると、5月の消費者物価指数は前年同月比0.9%の下落となった。



(2) 失業率

ギリシャ統計局の6月9日付の発表によると、3月の失業率は24.1%となり、前月から0.1%減少した。



(3) GDP

OECDのデータによると、2016年第1四半期(1月~3月)の実質GDP成長率は前年同期比1.4%のマイナスとなった。

 



出典:OECD


※ この概況は、各種報道・公表資料を基に作成した。
 
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