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感染症広域情報の発出(年末年始に海外に渡航する皆様へ(海外で注意すべき感染症について))
2010年12月21日
年末年始の期間には、多くの方が海外へ渡航されることと思いますが、海外滞在中に感染症にかかることなく、安全で快適に旅行し、無事に帰国するために、現在、海外で注意すべき感染症及びその予防対策について、以下のとおりお知らせいたします。
感染症にかからないようにするためには、感染症に対する正しい知識と予防方法を身につけることが重要です。渡航先や渡航先での行動内容によって異なりますが、最も感染の可能性が高いのは、食べ物や水を介した消化器系の感染症です。また、動物や蚊・ダニなどが媒介する感染症は、日本での発生は少ないものの海外で流行している地域もあり注意が必要です。また、 WHO が排除又は根絶を目指している麻疹(はしか)、ポリオは、日本での感染者が減少傾向又は発生が認められていないものの、諸外国では未だに流行しています。
海外渡航を予定されている方は、渡航先での感染症の発生状況に関する情報を入手し、予防接種が受けられる感染症については、余裕をもって相談しておくなど、適切な感染予防に心がけてください。
なお、日本の空港や港の検疫所では健康相談を行っています。帰国時に発熱や下痢等、具合が悪い場合にはお気軽に検疫所係官にご相談ください。
感染症には潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が長いものもあり(数日から 1 週間以上)、帰国後しばらく経過してから具合が悪くなることがあります。その際は早急に医療機関を受診し、渡航先、滞在期間、飲食状況、渡航先での行動、家畜や動物との接触の有無などについて必ず伝えてください。
1.蚊やダニなどが媒介する感染症 渡航先(国・地域)や渡航先での活動によって、感染する可能性のある感染症は大きく異なりますが、世界的に蚊を媒介した感染症が多く報告されています。特に熱帯・亜熱帯地域ではマラリア、デング熱、チクングニヤ熱などに注意が必要です。
(1)マラリア
毎年世界中で約 2 億 5000 万人以上の患者、 80 万人以上の死亡者がいると報告されています。日本では、海外で感染して帰国される方(輸入症例)が毎年百数十人報告されています。
○発生地域:アジア、中南米、アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布。
○感染経路:マラリア原虫を保有した蚊 (ハマダラカ) に刺された際に感
染します。ハマダラカは夕方から夜間に出没する傾向があります。
○主な症状:マラリア原虫の種類により 10 日~ 30 日の潜伏期ののち、寒け、発熱、息苦しさ、結膜充血、嘔吐、頭痛、筋肉痛など。迅速かつ適切に対処しなければ重症化し死亡する危険があります。
○感染予防:長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避けてください。虫除けローションや蚊帳等の使用により、蚊に刺されないよう注意してください。夜間の屋外での飲食時や外出時に蚊に刺されないよう注意してください。 2 週間以上流行地に滞在し、野外作業等に従事する場合には、抗マラリア薬の予防内服を行うことをお勧めします。
○参考情報: 厚生労働省検疫所「マラリア」:
http://www.forth.go.jp/archive/tourist/kansen/07_mala.html
国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:マラリア」:
http://idsc.nih.go.jp/disease/malaria/index.html
2)デング熱、デング出血熱
世界中で 25 億人が感染するリスクがあり、毎年約 5,000 万人の患者が発生していると考えられています。
日本では、海外で感染して帰国される方(輸入症例)が毎年約 100 人報告されています。 2010 年に入ってからも、すでに 224 人の患者が確認されており、インド、フィリピン、インドネシアでの感染事例が増加していますので注意が必要です。
○発生地域:アジア、中南米、アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布。
○感染経路:ウイルスを保有したヤブカ類(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなど)に刺された際に感染します。媒介蚊は日中、都市部の建物内外に出没します。
○主な症状:突然の発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹。デング熱患者の一部は重症化して、出血傾向がみられるデング出血熱となることがあります。
○感染予防:長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避けてください。虫除けローションや蚊帳等の使用により、日中蚊に刺されないように注意してください。
○参考情報: 厚生労働省検疫所「デング熱」
http://www.forth.go.jp/archive/tourist/kansen/09_dengu.html
国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:デング熱」
http://idsc.nih.go.jp/disease/dengue/index.html
国立感染症研究所「デングウイルス感染症情報」
http://www0.nih.go.jp/vir1/NVL/dengue.htm
(3)チクングニヤ熱
アフリカ、東南アジア、南アジアの国々で流行しており、 2006 年にはインドで約 140 万人の感染者が報告されています。日本では、 2009 年、海外で感染して帰国後にチクングニヤ熱と診断された事例として、インドネシアからの 5 人、マレーシアからの 2 人、インドからの 1 人、タイからの 1 人、ミャンマーから 1 人の、合計 10 人が確認されています。 2010 年もインドネシアからの輸入症例が確認されています。
○発生地域:東南アジア(マレーシア、タイ、インドネシア、シンガポールなど)、インド、パキスタン、インド洋島嶼国(スリランカやモルディブなど)、マダガスカル。 2007 年にはイタリアで流行。
○感染経路:ウイルスを保有したヤブカ類に刺された際に感染します。
○主な症状: 2 ~ 12 日(通常 4 日~ 8 日)の潜伏期ののち、突然の発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹。関節痛は急性症状消失後も数か月続くことが多いです。
○感染予防:長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避けてください。虫除けローションや蚊帳等の使用により、建物内外で蚊に刺されないように注意してください。
○参考情報:国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:チクングニヤ熱」:
http://idsc.nih.go.jp/disease/chikungunya/index.html
国立感染症研究所「チクングニヤウイルス感染症」:
http://www0.nih.go.jp/vir1/NVL/Aiphavirus/Chikungunyahtml.htm
(4)ウエストナイル熱・脳炎
ウエストナイルウイルスが原因の熱性感染症です。このウイルスは、鳥と蚊の間で維持されている感染症です。北米地域だけで毎年数千人の感染者が報告されています。
米国での流行は、例年蚊の活動が活発になる7月頃から始まり、年末まで報告が続くのが特徴です。
○発生地域:アフリカ、欧州南部、中東。近年では北米地域、中南米にも拡大しています。
○感染経路:ウイルスを保有した蚊(主にイエカ類)に刺された際に感染します。媒介する蚊は多種類に及びます。
○主な症状: 2 ~ 14 日(通常 1 日~ 6 日)の潜伏期のち、発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、背部痛、皮疹など。感染者の一部は脳炎を発症し、まれに死亡することもあります。
○感染予防:長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避けてください。虫除けローションや蚊帳等の使用により、特に日没後の屋外で蚊に刺されないように注意してください。
○参考情報:
厚生労働省「ウエストナイル熱について」:
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou08/index.html
厚生労働省検疫所「ウエストナイル熱」:
http://www.forth.go.jp/archive/tourist/kansen/10_west.html
国立感染症研究所「ウエストナイルウイルス」
http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/WNVhomepage/WN.html
(5)クリミア・コンゴ出血熱
クリミア・コンゴ出血熱ウイルスが原因の熱性出血性感染症です。このウイルスは、ヒツジなどの家畜とダニの間で維持されています。死亡率の高い感染症で、北半球では、4月から6月に流行します。特に、最近トルコでクリミア・コンゴ出血熱の報告が増加しています。
○発生地域:中国西部、東南アジア、中央アジア、中東、東ヨーロッパ、アフリカ。
○感染経路:ダニに咬まれたり、感染動物(特にヒツジなどの家畜)と接触して感染します。
○主な症状:発熱、関節痛、発疹、紫斑(出血)、意識障害など。
○感染予防:長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避けてください。 また、家畜などにむやみに触
れないでください。
○参考情報:
厚生労働省検疫所「クリミア・コンゴ出血熱」
http://www.forth.go.jp/archive/tourist/kansen/13_crimean.html
国立感染症研究所感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g2/k02_31/k02_31.html
2.動物から感染する感染症
動物から感染する感染症のうち、現在、日本での発生はありませんが、海外で発生し、人に重篤な症状を起こす感染症について紹介します。また、野生動物はどのような病原体を持っているかわからないことが多く、重篤な感染症の病原体を持っている可能性もあることから、海外でむやみに野生動物や飼い主がわからない動物に触れることはやめましょう。
(1)鳥インフルエンザ( H5N1 )
H5N1 亜型インフルエンザウイルスを病原体とする鳥インフルエンザ( H5N1 )は、東南アジアを中心に家きん(ニワトリ、アヒルなど)で発生しています。人は、感染した家きんの解体調理、飼育小屋などの閉鎖的な空間において飼育されている家きんとの接触、家きんの臓器、体液、糞などと濃厚に接触することによって本ウイルスに感染することが あります。
人が感染した場合には、重篤な症状となることが多く、世界保健機関( WHO )によると、2003年11月から2010年12月9日までに世界15か国で510人の発症者(うち死亡者 303 人)が報告されています。
今年も、新たな患者がエジプト、ベトナム、インドネシア、カンボジア、香港で確認されています。
○発生地域:東南アジアを中心に、中東・ヨーロッパ・アフリカの一部地域など
○感染要因:感染した家きんや臓器、体液、糞などとの濃厚な接触
○主な症状: 1~10日(多くは2~5日)の潜伏期間ののち、発熱、呼吸器症状、下痢、多臓器不全など
○感染予防:家きんとの接触を避け、むやみに触らないでください。ニワトリ、アヒルなどが売られている市場や養鶏場にむやみに近寄らないでください。手洗いやうがいを実施してください(特に発生国では徹底すること)。
○参考情報:
厚生労働省「鳥インフルエンザに関する情報」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html
厚生労働省検疫所「高病原性鳥インフルエンザ」
http://www.forth.go.jp/archive/tourist/kansen/35_hpai.html
国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:鳥インフルエンザ」
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
(2)狂犬病
狂犬病は、狂犬病ウイルスによる感染症です。人は、感染動物(アジアでは主として犬)に咬まれることよって唾液からウイルスに感染し、長い潜伏期の後に発症します。発症すると有効な治療法は無く、ほぼ100%死亡します。世界における死者数は毎年5万5千人といわれています。感染動物に咬まれても、直ちに狂犬病ワクチンを接種することにより発症を防げます。
日本では、2006年にフィリピンで犬に咬まれ帰国後に発症し、死亡した事例が2例報告されています。狂犬病流行地で犬などの動物に咬まれたら、すぐに傷口を石けんと水でよく洗い、できるだけ早く現地の医療機関を受診し、傷口の消毒や狂犬病ワクチンの接種を受けましょう。帰国時には検疫所に申し出て、指示を受けてください。
2008年11月には、それまで狂犬病の発生がないとされていたインドネシアのバリ島で犬に狂犬病が発生し、発病した犬にかまれた住民が狂犬病で死亡しています。バリ島での狂犬病流行は継続しており、現在も死亡者が確認されています。また、 2010年2月のニューヨーク市保健精神衛生局の発表では、米国ニューヨークのセントラルパークでアライグマの狂犬病感染が確認されています。現在、狂犬病ワクチンをアライグマに接種することで、他の動物への感染拡大による人への感染のリスクを減らそうとしています。
○発生地域:世界のほとんどの地域。特にアジア、アフリカ(発生がな い地域は、英国、北欧の一部、豪州、台湾、ハワイ、グアムなど)。
○感染要因:動物(アジアでは特に犬)からの咬傷など。また、猫、アライグマ、キツネ、スカンク、コウモリ等からの感染例も存在します。 アジアでの発生はありませんが、アメリカ大陸ではコウモリの間での狂犬病の流行がみられ、狂犬病ウイルスに感染したコウモリに咬まれて死亡する事例も報告されています。
○主な症状:通常、1~3 か月の潜伏期間の後、発熱、咬まれた場所の知覚異常、恐水、恐風症状などの特徴的な症状の他に、神経症状(不安発作、嚥下困難、けいれん)が見られます。
○感染予防:犬、猫、野生動物等との接触を避けてください。渡行地で動物と頻繁に接触する場合には、渡行前の狂犬病ワクチン接種をおすすめします。もしも犬等から咬傷を受けた場合は、速やかに医療機関を受診し、消毒、暴露後予防ワクチンの接種などを受けてください。
○参考情報:
厚生労働省「狂犬病について」:
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/index.html
(3)エボラ出血熱
主にアフリカで流行している急性熱性疾患の感染症であり、現在まで、アフリカ西部のコートジボワールとアフリカの中央部で発生しています。 2000年から2001年にはウガンダでの、2001年から2002年にはガボンとコンゴ共和国の国境地帯での流行が報告されています。これらの地域では、毎年のように流行が発生しています。
また、スーダンでも流行が発生しています。
○発生地域:アフリカ(中央部~西部)
○感染要因:ウイルスの自然宿主はオオコウモリといわれています。感染したサルなどの動物の血液、分泌物、排泄物、唾液などとの接触でも感染する可能性はあります。エボラ出血熱患者に接触して感染する場合が最も多い(院内感染など)です。
また、流行地域の洞窟に入ることは感染リスクの一つです。
○主な症状: 2 ~ 21 日の潜伏期ののち、発熱、頭痛、下痢、筋肉痛、吐血、下血など。インフルエンザ、チフス、赤痢等と似た症状を示します。
○感染予防:流行地への旅行を避けてください。野生動物との接触に注意してください。洞窟には立ち入らないよう注意してください。
○参考情報:
厚生労働省検疫所「エボラ出血熱」:
http://www.forth.go.jp/archive/tourist/kansen/12_ebola.html
(4)マールブルグ病
マールブルグ病はエボラ出血熱とともに、ウイルスによる発熱性出血熱を特徴とする感染症であり、アフリカのケニア、ジンバブエ、コンゴ民主共和国、アンゴラなどで発生しています。 2008年には、オランダや米国からの旅行者が、ウガンダの洞窟に入り、帰国後にマールブルグ病を発症し死亡した事例が報告されています。大きな流行になる場合もありますので御注意ください。
○発生地域:サハラ以南のアフリカ
○感染経路:ウイルスの自然宿主はオオコウモリです。洞窟内ではコウモリから排泄されたウイルスが原因となり , 経気道感染することがあります。また、感染したサルなどの動物の血液、分泌物、排泄物、唾液などとの接触により感染する例もあります。マールブルグ病患者に接触して感染する場合が最も多い(院内感染など)です。
○主な症状: 3 ~ 10 日の潜伏期ののち、初期には発熱、頭痛、悪寒、下痢、筋肉痛など。その後体表に斑状発疹、嘔吐、腹痛、下痢、出血傾向。
○感染予防:流行地への旅行を避けてください。野生動物との接触に注意してください。洞窟には立ち入らないよう注意してください。
○参考情報:
厚生労働省「マールブルグ病に関する海外渡航者への注意喚起について」:
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou25/index.html
3.諸外国での感染に注意すべき感染症
WHOは、麻疹については「麻疹排除計画」により、ポリオについては「ポリオ根絶計画」により、感染者の減少に取り組んでおります。日本においては、麻疹は2010年1月以降11月21日までに、417人の患者が報告されています。
また、ポリオについては、30年近くにわたり野生株によるポリオ症例は発生していませんが、今後、流行地からの輸入症例に留意する必要があります。
(1) 麻疹(はしか)
世界中で年間164,000人以上の麻疹による死者がいると推計され、主に東アジア、南アジアの国々から報告されています( WHO による 2008 年時点の推計)。
○発生地域:南北アメリカ大陸( 2002 年に排除宣言)及び大韓民国(2006年に排除宣言)を除く全世界で発生。特に予防接種率の低い国に多いです。
○感染経路:空気感染、飛沫感染、接触感染。
○主な症状:発熱、咳、鼻水、目の充血・目やになどが 2 ~ 3 日続いた後、 39 ℃以上の高熱と全身に発疹が出ます。肺炎、中耳炎、脳炎が起こる場合もあります。
○感染予防:麻疹ワクチンの予防接種が有効です。日本では 1 歳になったらすぐに 1 回目の麻疹風疹混合ワクチンの接種を受け、小学校入学前 1 年間の間に 2 回目のワクチンを受けます。 2008 ~ 2012 年度の 5 年間は、 2 回目の接種を受けていない人を対象に、中学 1 年生と高校 3 年生相当年齢の人の予防接種を追加実施していま。
○参考情報:
厚生労働省検疫所「麻しん」
http://www.forth.go.jp/archive/tourist/kansen/33_measles.htm l
国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:麻疹」
http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html
感染症週報 : 読者のコーナー(2010年南アフリカ旅行での感染症予防)
http://idsc.nih.go.jp/idwr/faq.html#q200501
(2)ポリオ
2009年には、世界で1,604人の患者が報告されました(WHO世界ポリオ根絶計画事務局による集計)。日本では、30年近くにわたり、野生株によるポリオ症例は発生していませんが、ポリオ流行地で感染し、帰国後に発症する事例(輸入症例)に留意する必要があります。
○発生地域:流行している国は、アフガニスタン、インド、ナイジェリア、パキスタンの4 か国ですが、周辺国でも、輸入症例の発生が報告されています。2010年には、タジキスタンで大規模なポリオ流行が報告され、周辺諸国にも感染が拡大しました。さらに、コンゴ民主共和国での大規模な 1 型野生株ポリオ流行が報告されています( 2010 年 11 月現在)。
○感染経路:経口感染(感染者の糞便中に排泄されたウイルスが、口から体内に入る)。
○主な症状:感染した人の90~95%は症状が出ずに経過しますが、典型的な麻痺型ポリオの場合、かぜのような症状が1~10日続いて、手足に非対称性の弛緩性麻痺(だらりとした麻痺)が起こります。
○感染予防:ポリオワクチンの予防接種が有効です。また、食事の前に手洗いを十分に行ってください。 WHOでは患者発生のある国に渡航する場合には、ポリオの予防接種を受けていても、出発前に追加の接種を勧めています。
○参考情報:
厚生労働省検疫所「ポリオ」
http://www.forth.go.jp/archive/tourist/kansen/19_polio.html
国立感染症研究所感染症情報センター「疾患別情報:ポリオ」
http://idsc.nih.go.jp/disease/polio/index.html
4.その他注意すべき感染症
上記のほかにも、動物、水、食べ物等を通じて感染する病気が多く存在します。特に、食べ物や水を介した感染症として、 A 型肝炎、コレラ、赤痢、腸チフスなどは、途上国など公衆衛生の整備などが不十分な地域で感染することが多い感染症です。このような地域では、生水、氷、サラダ、生鮮魚介類等の十分に加熱されていない物の飲食は避けましょう。
詳細は厚生労働省ホームページを参照ください。
( http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou27/dl/100713-1e.pdf )
5.海外の感染症に関する情報の入手
出発前に渡航先の感染症の流行状況等に関する情報を入手しておくことが大切です。厚生労働省検疫所及び外務省では、以下のとおりホームページで各国の感染症や安全に関する情報を提供しています。また、空港や港の検疫所においても、リーフレット等を用意し情報提供を行っていますので、積極的にご活用ください。
厚生労働省検疫所(海外渡航者のための感染症情報)ホームページ
http://www.forth.go.jp/
国立感染症研究所感染症情報センター(感染症別の詳細情報)
http://idsc.nih.go.jp/disease.html
外務省海外安全ホームページ(感染症関連情報)
http://www.anzen.mofa.go.jp/
外務省ホームページ(世界の医療事情)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html
(問い合わせ先)
○外務省領事局政策課(医療情報)
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表) 03-3580-3311 (内線) 2850
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当) 住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表) 03-3580-3311 (内線) 2902
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/ http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
欧州地域及び米国:特に欧米におけるテロ攻撃の脅威に関する注意喚起
2010年12月21日
欧州におけるテロ事件発生の脅威については,当館ホームページ治安情報にて 10 月 4 日付「欧州地域:欧州におけるテロ事件等の脅威に関する注意喚起」により既に注意喚起を行ったところですが,今般, 国際刑事警察機構(ICPO)事務総局からの日本政府に対する連絡によると,国際テロ組織アル・カーイダがクリスマス期間中に,特に欧州と米国において,テロを計画しているとの情報があります。
つきましては,クリスマス期間中に海外,特に欧州及び米国に渡航・滞在される方におかれては,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努め,テロ攻撃の標的となりやすい場所(不特定多数が集まる場所,政府・警察関係施設,公共交通機関,観光施設など)を訪問する際には,周囲の状況に十分注意を払うなど慎重な行動をとるようにしてください。
また,テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し,状況に応じて適切な安全対策を講じられるよう心掛けてください。 さらに,緊急事態に備え,連絡手段を常時確保できるよう心がけてください。 本件にかかる対策につきましては、以下の「外務省海外安全ホームページ」にて検索が出来ますので、ご参照下さい。
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html
(問い合わせ先)
○ 外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表) 03-3580-3311 (内線) 3679
○ 外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表) 03-3580-3311 (内線) 5140
○ 外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表) 03-3580-3311 (内線) 2902
○ 外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/ http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
アテネ首都圏公共交通機関のストライキ予定
2010年12月20日
当地の各種 報道は、アテネ首都圏の公共交通機関職員組合による今後のストライキ予定につき様々に報じております。つきましては、これら ストライキが実施された場合、 該当するアテネ首都圏公共交通手段(バス、トロリーバス、地下鉄全線、トラム)の運行に影響が出る模様です。
●21日(火)
下記の時間に、 時限ストライキ が実施される旨の発表がありました。
ブルーバス、トロリーバス、トラム :正午~午後4時まで
地下鉄全線:午前11時~午後4時まで
●22日(水)
全交通機関 (ブルーバス、トロリーバス、地下鉄全線、トラム)は24時間ストライキを実施すると報道されています。
●23日(木)
ブルーバスは午前9時~午後9時まで営業
他交通機関 (トロリーバス、地下鉄全線、トラム) の予定は未定と報道されています。
今後何等かのストライキ計画が発表される可能性もあります。
●24日(金)
全交通機関(ブルーバス、 トロリーバス、地下鉄全線、トラム) は 正午から午後4時までの時限ストライキ が実施されると報道されています。
※上記情報は当地報道が様々に報じている内容を集約したものであり、予告なしで変更される可能性が十分にありますのでご注意下さい。今後の首都圏公共交通機関の運行に関し、当局は(http://www.oasa.gr)を参照する様に案内しています。
今後の公共交通機関のストライキ予定
2010年12月17日
当地の各種報道は、 アテネ首都圏の公共交通機関職員組合による今後のストライキ予定につき様々に報じております。
つきましては、このストライキが実施された場合、 該当するアテネ首都圏公共交通手段(バス、トロリーバス、地下鉄全線、トラム)の運行に影響が出る模様です。
○20日(月):ブルーバスは午前9時~午後9時まで営業
他交通機関 (トロリーバス、地下鉄全線、トラム) は24時間ストライキを実施 すると報道されています。
※上記情報は、予告なしで変更される可能性も十分にありますのでご注意下さい。
最近発生している犯罪
2010年12月17日
最近アテネ周辺等で駐車中の車や信号待ち・走行中の車両を狙って、窓ガラスを破壊して車内からバッグ等を持ち去る犯罪が増加している様です 。これら犯罪は特定の時間帯に限ることなく、日中でも発生している様です。
過日は車を駐車していた所、オートバイで接近してきた犯人によりお子様が乗車していた助手席側の窓ガラスが割られ、手を入れてきた犯人によりバッグを奪い去られた事件が当館に報告されております。
また、 走行中車両に卵を投げつけて、運転手の不意をつく犯罪も発生している模様です 。この犯罪のおいては汚れを取るためワイパーを使うと卵が余計にガラス全体に広がり, 視界が完全に遮られるため車両停止せざるを得なくなり,犯人らはそこを狙っている様です。
(ご注意いただきたいこと)
● 犯罪者は常に周囲を観察し、襲撃する対象を捜しています。車を利用される場合は、助手席等の外から見えるところにはバッグ等を絶対に置かない様にして下さい。
● 路上に駐車する場合は管理された駐車場の利用を常に心がけ、車内の見えるところにはバッグ等は絶対に置かない。
今後のストライキ情報 2010年12月14日
報道によれば、国内の主要労組、公務員組合(ADEDY)と労働者総連合(GSEE)は共同して全国規模の大規模24時間ストライキを12月15日(水)に実施するとしています。
現在まで報道されているストライキの関連情報のまとめは以下の通りです。
● 15日の予定
バス、トロリー |
(午前5時~午前9時及び、午後9時~終業までの間は休業) |
地下鉄全線 |
(午前5時~午前10時及び、午後6時~終業までの間は休業) |
国営鉄道、郊外鉄道 |
(職員組合が24時間ストライキに参加のため全線運休の見込み) |
船舶便 |
(国内の港における船舶は一切運行しない見込み) |
航空便 |
(航空管制官組合が24時間ストライキに参加のため全便運休の見込み) |
医療関係 |
(社会保障制度「IKA」医療従事者等が24時間ストライキに参加) |
学校関係 |
(公立学校は閉鎖される見込み) |
報道関係 |
(関係組合が24時間ストライキに参加) |
● 16日の予定
バス、トロリー、メトロ、トラム |
(24時間ストライキに参加のため運休の見込み) |
国営鉄道、郊外鉄道 |
(職員組合が24時間ストライキに参加のため全線運休の見込み) |
また、都市中心部では様々な集会、デモの実施が予想されます。大規模な集会、デモが開催される際は、広範囲な交通規制が実施される他、平和的デモであっても、反体制の過激分子が紛れ込んでいる可能性も十分にあります。
つきましては各種トラブルの防止のためにも、大規模な集会、デモが開催されている場合は十分にご注意下さい。 ※上記の情報は当地報道の情報を取りまとめたものであり、今後予告なしで変更となるされる可能性も十分あるのでご注意下さい。
公共交通機関のストライキ予定
2010年12月10日
当地の各種報道は、 アテネ首都圏の公共交通機関職員組合による今後のストライキ予定につき様々に報じております。
つきましては、これらストライキが実施された場合、該当する時間はアテネ首都圏の公共交通手段(バス、トロリーバス、地下鉄全線、トラム)の全てが運休あるいは限定的運行となる模様です。
●12日(日): |
午前10時~午後6時までの間は休業との報道があります。 |
●13日(月): |
午前11時~午後5時までの間は休業との報道があります。 |
●14日(火): |
終日のストライキが実施されるとの報道があります。 |
●15日(水): |
午前中及び午後の時間に休業となるとの報道があります。 |
●16日(木): |
終日のストライキが実施されるとの報道があります。 |
※上記情報は当地報道が様々に報じている内容を集約したものであり、予告なしで変更される可能性も十分にありますのでご注意下さい。
航空管制官のストライキ予定
2010年12月10日
報道によれば、航空管制官組合は15日(水)に24時間ストライキを実施する旨発表 しました。
つきましては、 このストライキが予定通り実施されれば、上記期間はギリシャ国内の空港で離発着を予定している航空便の全便が運休する可能性が非常に高い ものと思われます。
なお同組合は過去(10月17日)に同種ストライキを予定しながらも,裁判所が「本ストライキは違法」との判断を発出しことに従い、ストライキを中止したこともあり、今回の予定も状況に応じて今後変化する可能性もあります。
つきましては、ギリシャ国内を離発着する航空機を利用予定の方は、航空会社または旅行代理店等に予めご確認されることをお勧めいたします。 ※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
デモ行進のお知らせ
2010年12月6日
報道によれば、 国内主要労組の公務員(ADEDY)が12月7日午後5時よりクラフスモノス広場から国会議事堂に向けてデモ行進を行うとのことです。
治安当局も警備体制を強化しておりますが、参加者規模が大きいと事態収拾に時間がかかり不側の事態が発生する恐れも高くなりますので十分にご注意下さい。
アテネ市内での道路封鎖及びデモ行進に関するお知らせ
2010年12月6日
12月6日は2008年の暴動のきっかけとなった警察官による少年銃撃事件が発生した記念日です。
これに伴い、大規模なデモ等を抑制するため、以下の道路規制が行われる模様です。
1. 道路封鎖
アテネ市内中心部の幹線道路を12月6日午前10時から7日午前7時まで。
2. 市内の路上駐車(一時停止を含む)の禁止
アテネ市内中心部の幹線道路を12月6日午前6時から7日午前7時まで。
市内のデモ行進について
本日15時、16時、17時に学生協会、労働組合、政治団体がアテネ大学本部前のPanepistimiou(パネピスティミウ)通りから国会議事堂までデモ行進を行う予定です。治安当局も警備体制を強化しておりますが、参加者規模が大きいと事態収拾に時間がかかり不側の事態が発生する恐れも高くなりますので十分にご注意下さい。
※この情報は予告なしで変更される可能性もありますのでご注意下さい。
公共交通機関のストライキ
2010年12月6日
1. 国営鉄道の24時間ストライキ
報道によれば、 12月8日(水)に国営鉄道(OSE)職員組合が24時間ストライキを実施する と発表しており、このためこのストライキが実施された場合、同日は終日国営鉄道の全線が運休あるいは限定的な運行となる模様です。
2. アテネ首都圏の公共交通機関の24時間ストライキ
報道によれば、 12月8日(水)にアテネ首都圏の公共交通機関職員組合が24時間ストライキを実施する 旨発表しており、このためストライキが実施された場合、同日はアテネ首都圏の公共交通手段(バス、トロリーバス、地下鉄全線、トラム)の全てが運休あるいは限定的な運行となる模様です。
※この情報は予告なしで変更される可能性もありますのでご注意下さい。
治安関連情報
2010年12月1日
1. 治安上懸念される今後の予定
(1) 少年銃撃事件記念日(12月6日)
12月6日(月)はアテネ中心部エクサルヒア地区で発生した警察官による少年銃撃事件(2008年発生)の記念日です。 この事件は2008年末に国内各地において発生した大規模な反警察デモ、大規模騒乱の発端となった事件でもあり、本年も都市中心部では大規模なデモ等の実施が予想されています。
つきましては、皆様におかれましては関連情報の収集に努められ、以下の点にご注意下さい。
● 大勢が騒いでいる場合は、速やかにその場から離れ安全な場所に移動する。
● 警備部隊はデモ参加者から攻撃されることが多く、接近しない。無用のトラブル防止のため、興味本位で撮影しない。
● 大規模デモが予想される場合は、都市中心部へ不要不急な接近はしない。
● 車両は不用意に路上駐車しない。
● 家族、知人との連絡を密にして緊急の連絡先を確認しておく。
(2) 郵便爆弾容疑者の裁判(1月17日)
報道によれば、11月に発生した一連の郵便爆弾事件で逮捕された容疑者らの裁判が1月17日(月)に開催される予定です。国内の反体制主義者組織等はこの裁判に反発しており、何等かの犯罪を敢行する可能性もあります。
つきましては、皆様におかれましては関連情報の収集に努められ、十分にご注意下さい。
2. 最近発生している犯罪
報道等によれば、 最近アテネ周辺等で駐車車両や信号待ちの車両を狙い、窓ガラスを破壊した上で車内からバッグ等を持ち去る犯罪が増加しています 。これら犯罪は特定の時間帯に限ることなく発生している様です。また、 走行中車両に卵を投げつけ運転手の不意をつく犯罪も発生している模様です 。この犯罪のおいては汚れを取るためワイパーを使うと卵が余計にガラス全体に広がり、 視界が完全に遮られるため車両停止せざるを得なくなり、犯人らはそこを狙っている様です。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
航空管制官のストライキ中止
2010年11月30日
報道によれば、航空管制官組合は30日(火)及び12月6日(月)に24時間ストライキを実施する旨発表 していましたが、裁判所が「本ストライキは違法」との判断を発出しことに従い、ストライキの中止を決定した模様です。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
船員組合、航空管制官のストライキ予定
2010年11月26日
1. 船員組合ストライキの継続
報道によれば、 全ギリシャ船員組合は24日から実施しているストライキを更に28日朝まで継続する旨の発表をし、その間は国内における船舶便が全便運休となる見込み とのことです。
2. 航空管制官のストライキ予定
報道によれば、 航空管制官組合は30日(火)及び12月6日(月)に24時間ストライキを実施する旨発表 しました。
つきましては、 このストライキが予定通り実施されれば、上記期間はギリシャ国内の空港で離発着を予定している航空便の全便が運休する可能性が非常に高い ものと思われます。
なお同組合は10月17日に同様のストライキを実施する発表をしていましたが、裁判所が「本ストライキは違法」との判断を発出しことに従い、ストライキの中止を決定しました。今回のストライキ実施予定も今後変化する可能性もあります。
つきましては、ギリシャ国内を離発着する航空機を利用予定の方は,航空会社または旅行代理店等に予めご確認されることをお勧めいたします。
公共交通機関及び船員によるストライキ
2010年11月25日
1. 国内主要労組の公務員(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE) は25日(木)に以下の時限ストライキを実施するとしております。
○ トラム、国鉄、サバーバン鉄道、メトロ各線:12時から16時までの時限ストライキ
○ トローリーバス:12時から15時までの時限ストライキ
○ ブルーバス:始業時間(5時)から7時まで、22時から終業時間(12時)までの時限ストライキ
2. ギリシャ船員組合(PNO) が 24日、25日の2日間ストライキを実施 するとし、この間、ギリシャ全土における船舶は運航しない見通しです。
※上記の情報は、予告なしで延長される可能性もあるのでご注意下さい。
広範囲にわたる交通信号機の不具合
2010年11月12日
現在 アテネ首都圏の広範囲にわたって交通信号機が多数稼働していない状況となっています。 主要な交差点等では交通警察官が配置され、手信号による交通確保が実施されていますが、この措置は午前中のみである場合がほとんどで、交差点自体が利用できなくなっている箇所も多くあります。
この問題の原因は、信号機メンテナンスを実施する業者との契約が未だ締結されていないことにある様です。運輸担当のマグリオティス副大臣は12月までにはメンテナンス業者との契約が結ばれ、この問題は解消される旨述べています 。
つきましては、今暫く多くの交通信号が稼働していない状態が続く可能性もありますので、皆様におかれましては車両を運転される際には前方車両との間隔を広めに取る、速度の出し過ぎに注意する、周囲の状況に留意する等、十分にご注意下さい。
郵便爆弾に関する注意喚起
2010年11月2日
報道によれば、当地に所在する大使館に郵便物を装った爆弾が送付される事件が相次いでおります。これら当地所在の複数大使館宛の郵便爆弾の一部は小規模な爆発をした模様です。事件的な背景は全く判明しておりませんが、国内テロ組織が関与している可能性も指摘されています。
当地におきましては、政府関係施設、警察施設、大使館、大企業、銀行等は国内テロ組織等、反体制主義者組織の攻撃を受けやすい対象と言われています。
つきましては、これら施設をご利用の際は十分にご注意下さい。
11月17日(ポリテクニオン・デー)に関する注意喚起
2010年10月26日
ギリシャにおいては 11 月 17 日の学生蜂起記念日(ポリテクニオン・デー)前後には、例年アテネ中心部等において大規模な集会やデモが開催されます。また記念日当日の大規模デモ行進には過激なグループの参加も見込まれており、 警備当局との間で暴力的な衝突等の不測の事態が発生する恐れがあると言えます。また、当日は午前中からはアテネ中心部では大規模な交通規制が実施されるため、交通上の混乱も予想されます 。
例年デモのルートは、アテネ工科大学( 国立考古学博物館付近)を起点とし、パティシオン通りからスタディウ通りを抜け、 シンタグマ広場を越え、バシリシス ・ ソフィアス通りを抜けて当地米国大使館前 (アテネ コンサート・ホール隣)を終点とするもので、本年も大きな変更はないとされています 。 ( 想定されるデモコース )
皆様におかれましては、11月17日前後にテロ事件等が発生する可能性もあることから , アテネ中心部 ( 特にアテネ工科大学周辺やエクサルヒア地区)、デモ行進の予定ルート周辺、 政府 ・ 警察関連施設、主要国大使館等の外国権益等への不要不急な訪問は控えられるよう、ご注意下さい。
当日は警察当局による警備も実施されますが、過去開催された大規模デモにおいては、警備部隊による 事態収拾に時間がかかったために、不測の事態が発生したこともあり、十分な注意が必要です。 つきましては、皆様におかれましては関連情報の収集に努められ、以下の点にご注意下さい。
● 大勢が騒いでいる場合は速やかにその場から離れ、安全な場所に移動する。
● 警備部隊はデモ参加者から攻撃される可能性が高いので近づかない。
● トラブル防止のため、興味本位でデモ隊や警察部隊に接近したり撮影したりしない。
● 大規模なデモが開催中は 都市中心部への不要不急な接近を控える。
● 車両は不用意に路上駐車しない。
● 緊急連絡先を確認しておく。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
大規模ストライキの予定(12月15日の予定)
2010年10月25日
報道によれば、 国内の主要労組で、民間企業の労働組合である労働者総連合(GSEE)は大規模24時間ストライキを12月15日(水)に実施するとしています。
現段階ではこのストライキにどの様な業種の組合が参加するかが具体的には判明しておらず、 市民生活に及ぼす影響等は分かりません。
ストライキの当日はアテネ中心部等で大規模なデモ行進が実施される可能性があります。当地ではデモの際は、治安当局が必要な警備を実施しますが、参加者の規模が大きいと事態収拾に時間がかかり、不測の事態が発生する恐れも高くなります。
つきましては、皆様におかれましては関連情報の収集に努められ、以下の点にご注意下さい。
● 大勢が騒いでいる場合は速やかにその場から離れ,安全な場所に移動する。
● |
警備部隊はデモ参加者から攻撃される可能性が高いので近づかない。 |
● |
トラブル防止のため,興味本位でデモ隊や警察部隊に接近したり撮影したりしない。 |
● |
不要不急な都市中心部への接近は控える。 |
● |
車両は不用意に路上駐車しない。 |
● |
緊急連絡先を確認しておく。 |
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
国営鉄道のストライキ
2010年10月21日
報道によれば、ギリシャ国営鉄道(OSE)労組は下記の予定で連続的に24時間ストライキを実施する旨発表しました。
●25日(月)、26日(火)、27日(水)、29日(金)
このため本ストライキが実施された場合、上記の日はOSEの全線、及びサバーバン鉄道は全線運休となる可能性が高いと言えます。
またこのストライキが実施されれば、その影響でアテネ空港に向かうメトロ線の、 Doukissis Plakentias駅~アテネ空港間が運休する可能性が高いと言えます。
※この情報は予告なしで変更される可能性もありますのでご注意下さい。
航空管制官ストライキの中止
2010年10月15日
既にご連絡のとおり、ギリシャ航空管制官組合は17日(日)に24時間ストライキを実施するとしておりましたが、 報道によれば同組合は 「本ストライキは違法」との裁判所判断が出されたことに従い、ストライキの中止を決定した模様です。
つきましては、17日(日)のギリシャ国内空港離発着の航空便はストライキによる影響は受けず予定通り運行する模様です。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
ブルーバスの時限休業
2010年10月14日
報道によれば、アテネ都市交通組織(OASA)所属のブルーバス運営会社(ETHEL)職員が、10月18日(月)午前11時から午後5時までの間 、時限休業を実施する旨発表しています。
つきましては 上記の時間帯はブルーバスが運休となるか、又は限定的な運行となる等の支障が出る可能性があります。
※この情報は予告なしで変更される可能性もありますのでご注意下さい。
航空管制官のストライキ予定
2010年10月12日
報道によれば、ギリシャ航空管制官組合は 17日(日)に24時間ストライキを実施すると発表しました。
つきましては、このストライキが予定通り実施されれば、17日(日)はギリシャ国内の空港で離発着を予定している航空便の全便が運休する可能性が非常に高い ものと思われます。
つきましては、ギリシャ国内を離発着する航空機を利用予定の方は、航空会社または旅行代理店等に予めご確認されることをお勧めいたします。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
航空管制官のストライキ予定
2010年10月5日
報道によれば、ギリシャ航空管制官組合は 7日(木)の午後3時から午後7時までの間4時間ストライキを実施 すると発表した模様です。
つきましては、このストライキが予定通り実施されれば、7日午後3時~午後7時にギリシャ国内の空港で離発着を予定している航空便の全便が運休する可能性が非常に高い他、7日のフライトスケジュール全体が大きな影響を受ける可能性があります。
つきましては、7日にギリシャ国内を離発着する航空機を利用予定の方は、航空会社または旅行代理店等に予めご確認されることをお勧めいたします。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
治安関連情報
2010年10月4日
報道によれば、 10月11日(月)はアテネ中心部で発生した警察官による少年銃撃事件(2008年12月6日発生)裁判の判決が言い渡される予定です。
この事件は2008年末に国内各地において発生した大規模な反警察デモ、大規模騒乱の発端となった事件でもあり、 判決の内容次第では反警察、反権力を標榜する組織等の抗議デモ等が実施され暴力的な混乱を引き起こす可能性が指摘されています。
つきましては、皆様におかれましては関連情報の収集に努められ、以下の点にご注意下さい。
● 大勢が騒いでいる場合は,速やかにその場から離れ安全な場所に移動する。
● 警備部隊はデモ参加者から攻撃されることが多く,接近しない。無用のトラブル防止のため,興味本位で撮影しない。
● 大規模デモが予想される場合は,都市中心部へ不要不急な接近はしない。
● 車両は不用意に路上駐車しない。
● 家族、知人との連絡を密にして緊急の連絡先を確認しておく。
当地の大規模デモ等では、平和的参加者の中に暴力的分子が紛れ込み、無差別的な破壊行為を行う事態も発生しています。大規模なデモについては治安当局も警備体制を強化しておりますが、参加者規模が大きいと事態収拾に時間がかかり不測の事態が発生する恐れも高くなりますので十分にご注意下さい。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
欧州におけるテロ事件等の脅威に関する注意喚起
2010年10月4日
1.10月3日、米国国務省は、欧州におけるテロ攻撃の可能性について渡航警報を発出しました。同警報では、最新の情報が、アル・カーイダ及び関連団体が引き続きテロ攻撃を計画していることを示唆しているとして、自国民に対して公共交通機関及び観光施設を攻撃する可能性に注意するよう警告しています。
2. 同日、英国外務省はフランス及びドイツに関する渡航情報を更新し、両国におけるテロ脅威度を最高度に引き上げ、海外駐在者や外国人旅行者が頻繁に訪れる場所を含めて、無差別攻撃が行われる可能性について注意喚起をしています。
3. 一部報道によれば、当局関係者の話として、テロの計画はまだ初期段階だが、計画されているテロは、ホテル、レストラン、鉄道駅等十数か所における連続した無差別銃撃や爆弾によるテロ事件とされています。
4. つきましては、テロ等不測の事態に巻き込まれことのないよう、最新の治安情勢の情報入手に努めるとともに、テロの標的となりやすい場所(政府・警察関係施設、公共交通機関、観光施設、不特定多数が集まる場所など)を訪問する際には、周囲の状況に十分注意を払うなど慎重な行動をとるようにしてください。また、テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策を講じられるよう心掛けてください。さらに、緊急事態に備え、連絡手段を常時確保できるよう心がけてください。
5.なお、爆弾事件に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)外務省海外安全ホームページ:2010年6月3日付け広域情報「爆弾テロ事件に関する注意喚起」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(3)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(パンフレットは、 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)
(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表) 03-3580-3311 (内線)3679
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表) 03-3580-3311 (内線)5140
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表) 03-3580-3311 (内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
ストライキの予定 (注意喚起)
2010年9月22日
報道によれば、 国内主要労組である公務員組合(ADEDY)は全国規模の大規模24時間ストライキを10月7日(木)に実施するとしています 。
現段階ではこの24時間ストライキに参加する業種が具体的に判明しておらず、市民生活に及ぼす影響は分かりませんが、過去既に実施された同種ストライキにおいては公共交通機関や国内の空港等が利用不能となったこともある他、主要観光スポットも閉鎖され各公共サービスの多くが利用できなくなる等、日常生活に大きな影響が出たことから、同様の事態となる可能性もあり、十分な注意が必要です。
また、報道によれば公務員組合(ADEDY)は、23日(木)には午前8時から午前11時までの時間休業を呼びかけおり、この時間帯は一部公共サービスに支障が出る恐れがありますのでご注意下さい。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
国鉄などの時限休業 (注意喚起)
2010年9月16日
報道によれば、ギリシャ国鉄(OSE)労組は今後のOSE,及びサバーバン鉄道の時間休業予定を下記のとおり発表しました。
○ 9月22日(水) 正午から午後5時までの時間休業
○ |
9月23日(木) |
午前11時から午後4時までの時間休業 |
○ |
9月27日(月) |
午前6時から午前9時 |
|
|
午後2時から午後5時 |
|
|
午後9時から午前0時 |
|
|
上記の時間帯はそれぞれ時間休業 |
○ |
9月28日(火) |
上記27日と同様の時間帯で時間休業 |
○ |
9月29日(水) |
正午から午後5時までの時間休業 |
※この情報は予告なしで変更される可能性もありますのでご注意下さい。
テッサロニキ国際貿易フェアにおける大規模デモ 2010年9月10日
報道によれば、テッサロニキで開催される国際貿易フェアで首相演説が実施されることに関し、国内主要労組である公務員組合(ADEDY)と労働者総連合(GSEE)等は11日(土)午後6時頃からテッサロニキ中心部等で大規模な集会等を予定しています。 ( ここをクリックすると関連地図がご覧になれます。 )
警察は大規模な警備を実施する予定でテッサロニキ中心部への車両進入規制が実施される予定ですが、当地では平和的なデモ等であっても不穏分子が参加者に紛れ込み、治安部隊との暴力的な衝突が発生することが頻繁に発生しています。
つきましては、今回もテッサロニキ中心部における集会デモ行進において暴力的参加者が無差別的な破壊行為に及ぶ可能性も否定できず、十分な注意が必要です。治安当局も参加規模が大きい場合は事態収拾に時間がかかり不測の事態が発生する恐れも高くなります。
つきましては、皆様におかれましては関連情報の収集に努められ、以下の点にご注意下さい。
● 大勢が騒いでいる場合は速やかにその場から離れ安全な場所に移動する。
● 警備部隊はデモ参加者から攻撃される可能性が高いので、近づかない。
● 不要不急な都市中心部への接近は控える。
● 車両は不用意に路上駐車しない。
● 興味本位でデモ、警察部隊に近づいたり撮影したりしない。
● 緊急連絡先を確認しておく。
※上記の情報は予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
治安情勢(注意喚起)
2010年8月26日
報道によれば、このところギリシャ国内で強盗事件が頻発しております。23日にはピレウスの銀行で追いつめられた銀行強盗が一時人質複数を取って立て籠もる事件も発生いたしました。(結局無事に解決し,犯人は警察に逮捕されました。)
24日にはアロニソス島、25日にはペロポネソスのキリニで武装強盗事件が発生しております。
これら強盗犯人は銀行、郵便局、店舗等多額の現金が存在する場所を対象として犯罪を敢行しますので、その様な場所をご利用される際は滞在する時間を極力短くし、滞在中は常に周囲の状況に気を配る等、十分にご注意下さい。
ウェストナイルウィルス(感染症) に関するお知らせ
2010年8月10日
平素は当館業務に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
夏の強い日差しが照りつける毎日ですが皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて報道によれば、テッサロニキの病院において死亡した高齢の患者3名がウェストナイルウィルスに感染していたことが確認されました。
ウェストナイルウィルスは感染するとインフルエンザ様の症状を呈する比較的軽症の病気とされおり、大半の事例では数日から一週間で回復するとされていますが、重篤化した場合には脳に感染し、脳炎に発展します。一般に蚊が媒体していると言われています。以下は厚生労働省(日本)のウェストナイル熱に関するサイトです。 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou08/02.html#1
ギリシャ保健省は現在までこのウィルスがギリシャにおいて流行する可能性は少ないとしておりますが、万が一に備える意味でも主要な媒体手段とされている蚊には刺されないような対策(虫除けスプレーの利用、網戸の設置等)が勧められています。
トラック運送業者によるストライキ
2010年7月28日
1.トラック運送業者のストライキ
国内のトラック運送業者の組合は26日より営業許可権の認可制度改革に反対するストライキを実施しています。このストライキの影響から国内ガソリンスタンドの大半が在庫切れとなっており、販売を継続している数少ないスタンドにはガソリンを求める長蛇の列ができている状況となっています。
報道によれば28日に実施された運輸省とトラック運送業者組合による協議は物別れに終わりました。政府と組合の主張は相容れないものであるとされており、いつまでこのストライキが継続されるのかは全く予測できない状態と言えます。ストライキが今後も継続された場合、ガソリン以外の物資などが供給困難となる事態も危惧されますので十分な注意が必要です。
また報道によれば、国際運送業の組合もこのストライキに参加を表明した模様です。 2.ガソリンスタンドのストライキ
報道によれば、国内ガソリンスタンド・オーナーの組合が28日にガソリンスタンドのストライキを予定していましたが,同組合の代表は当面実施しないと発言した模様です。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
航空管制官のストライキ予定
2010年7月21日
報道によれば、ギリシャ航空管制官組合は 25日(日)に24時間ストライキを実施 すると発表しました。
つきましては、このストライキが予定通り実施されれば、 25日(日)はギリシャ国内の空港で離発着を予定している航空便の全便が運休する可能性が非常に高い ものと思われます。
更に同航空管制官組合はギリシャ空域に飛行中の航空機数制限を今後厳格に適用してゆくとも発表しており、繁忙期による便数増加と合わせ、離発着のスケジュールが混乱する可能性が指摘されています。
つきましては、ギリシャ国内を離発着する航空機を利用予定の方は、航空会社または旅行代理店等に予めご確認されることをお勧めいたします。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
航空管制官の時限ストライキ予定
2010年7月12日
報道によれば、 国内の主要労組である公務員労働組合(ADEDY)は組合員に対して15日(木)午前11時から午後3時までの時限ストライキを呼びかけています。
また航空管制官組合もこの時限ストライキに参加を表明したため、15日は午前11時から午後3時までの間ギリシャ国内における航空機の離発着が出来なくなる見込みです。
つきましては、15日は終日航空機のスケジュールが混乱する可能性も高く、ギリシャ国内を離発着する航空機を利用予定の方は、航空会社または旅行代理店等に予めご確認されることをお勧めいたします。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
7月8日のストライキ
2010年7月5日
先にお知らせ致しましたとおり、今月8日には国内主要労組による大規模24時間ストライキが実施される予定です。
このストライキにピレウス港の港湾関係者も参加する予定です。
また、空港管制官も同日10時から14時までの時限ストライキを実施する予定です。
空港管制官の時限ストライキが実施された場合、同時間帯におけるギリシャ国内空港の全ての便の離発着が出来なくなります。
8日に港や空港をご利用される予定の方は,関係会社や代理店などに発着状況等をご確認頂けますようお願い致します。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
大規模ストライキの予定
2010年7月1日
報道によれば、 国内主要労組である公務員組合(ADEDY)と労働者総連合(GSEE)は共同して全国規模の大規模24時間ストライキを7月8日(木)に実施するとしています。
現段階ではこの24時間ストライキに参加する業種が具体的に判明しておらず、 市民生活に及ぼす影響は分かりませんが 、 既に実施された同種ストライキにおいては公共交通機関や国内の空港が利用不能となることもあり、主要観光スポットも閉鎖となるなど各公共サービス 、民間業種の数多くが利用できなくなる等 、 日常生活に大きな影響が出たことから同様の事態となる可能性もあり十分な注意が必要です。 ※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
大規模24時間ストライキ
2010年6月28日
報道によれば、 国内主要労組の公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)による29日(火)の24時間ストライキによる影響は以下のとおりです。
● 国内線航空便(一部キャンセルとなる模様です:各航空会社に確認が必要です)
● |
※ 国際線には影響が出ない模様ですが、詳細は航空会社への確認が必要です |
● |
バス:始業から午前8時、午後8時から終業までの時限ストライキ |
● |
トロリーバス:始業から午前7:30、午後10時から終業までの時限ストライキ) |
● |
メトロ各線:始業から午前 10時、午後4時から終業までの時限ストライキ |
● |
トラム:始業から午前6時、午前0時から終業までの時限ストライキ |
● |
国鉄、サバーバン鉄道:24時間ストライキ参加のため終日休業 |
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
爆弾テロに関する注意喚起
2010年6月28日
1. ギリシャでは、アテネ周辺及び北部のテッサロニキなど都市部を中心に国内テロ組織等の反体制主義者らによるとされる爆弾を利用した凶悪なテロ事件が未だに頻発しており、最近も下記の通り爆弾事件が発生しました。
・市民擁護省内での爆発
24日午後8時頃、アテネ北東方カテハキ地区に所在する市民擁護省内で爆発があり、フリソホイディス市民擁護相のスタッフ1名が死亡しました。この爆弾は同相宛の郵送物であった模様です。なお同相本人は爆発当時に同一建物内で執務中でしたが無事でした。
2. 今回の事件は、国内テロ組織等からの犯行を認める声明が発出されていないものの、治安担当官庁である市民擁護省内の大臣執務室と同じフロアー内における爆発で死者が出るという凶悪且つ重大な事件であり、国内テロ組織等の反体制主義組織による爆弾テロ攻撃であると見られています。
ギリシャにおけるテロ攻撃で常に対象となっているのは、政府・警察関連施設、欧米系商業施設、銀行事務所、路上駐車中の公用車両等ですが、時々の世界的動向や国内政治動向等によって対象は変化していますので十分な注意が必要です。
3. ギリシャにおけるテロ事件は従来、深夜早朝等の人通りが少ない時間帯に発生するという特徴がありましたが、最近発生しているテロ事件においては通常市民が活動をしている時間帯にも発生している他、3月28日夜に発生した爆弾テロでは15歳の少年1名が巻き添えとなって死亡しています。
4. つきましては、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努め、テロの標的となる可能性がある政府・警察関係施設や外国権益等への不要不急の訪問は避け、訪問も短時間にとどめる様に努めて下さい。また、常に周囲の状況に気を配る、車両を安易に路上駐車しない、大勢の人が集まって騒いでいる場所には近づかない、深夜早朝の不急な外出は避ける等、安全の確保には十分注意して下さい。
また、爆発予告電話の連絡も頻繁に発生しているため、警察が安全確保のため封鎖措置を実施する場合もあります。多くは悪質ないたずらですが、周囲の状況には十分注意を払い、警察官等の指示がある場合にはそれらに従って慎重に行動して下さい。
さらにテロ事件や不測の事態が発生した場合の対応策を再点検し,状況に応じて適切な安全対策を講じられるよう心掛けて下さい。
港湾関係者ストライキの予定
2010年6月21日
1. 港湾関係者の24時間ストライキ
報道によれば、 港湾関係者の組合は23日(水)に予定されている共産党系労組(PAME)主導の24時間ストライキへの参加を表明し、同日ピレウス港における船舶便が全便運休となる見込み とのことです。
2. メトロのストライキ
報道によれば、21日予定されていたメトロのストライキは回避されました。しかしメトロ職員等の組合は契約期限となった契約職員の契約延長を求め今後何等かの行動を計画している模様です。
3. サバーバン鉄道の時限ストライキ
報道によれば、 アテネのサバーバン鉄道は22日(火)、23日(水)、24日(木)下記の時間帯に時限ストライキを実施するとしています。
• 午前7時~午前9時
• 午後3時~午後5時
• 午後10時~深夜0時
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
大規模24時間ストライキの予定
2010年6月18日
1. 主要労組による大規模24時間ストライキの予定
報道によれば、 国内主要労組の公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は29日(火)に24時間大規模ストライキを実施すると表明しました。 現在はまだどのような業態がこのストライキに参加するのか 詳細が判明していないため日常生活に及ぼす影響についてははっきりと分かりません。しかし過去実施された大規模ストライキ同様、 病院、学校、役所、銀行、交通機関等の公共サービスに大きな影響が出る事態が懸念されています。
特に航空管制官がこのストライキに参加した場合は、国内離発着予定の航空便が運休となる可能性もあります。
2. 共産党系労組主導の24時間ストライキ
報道によれば、共産党系労組(PAME)は23日(水)に24時間ストライキの実施を呼びかけています。ついては同労組の主張に同調する業態等が23日にストライキを実施する可能性があります。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
メトロが運休の可能性
2010年6月16日
報道によれば、 アテネのメトロ(1号線は除く)の各組合は17日(木)より時限ストライキを連続的に実施する 模様です。この時限ストライキは営業時間を3つの時間帯に分け、それぞれの時間帯に異なる組合がストライキを実施するものであり、 結果的にメトロは終日運行不能な状態となる見込み です。
各組合はこの連続的時限ストライキを来週の火曜日まで(週末を除く)続けるとしています。
経営側はこのストライキ回避にむけての努力をしているとのことですが、結果は全く分かりません。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
メトロの24時間ストライキ
2010年6月15日
1. メトロのストライキ
報道によれば、 アテネのメトロ(1号線は除く)は16日(水)24時間ストライキを実施する 模様です。ついては1号線を除くメトロ各線は16日の終日利用できない模様です。
2. 公共交通機関の時限ストライキ
既にご連絡のとおり、報道によれば アテネ周辺の公共交通機関及びギリシャ国鉄(OSE)が17日(木)午前11時から午後4時までの5時間にわたって時限ストライキを実施する 模様です。ついては上記時間は公共交通機関を利用できない模様です。
ストライキを実施するとされている交通機関は以下の通りです。
• ブルーバス
• トロリーバス
• メトロ全線
• トラム
• サバーバン鉄道
• ギリシャ国鉄(OSE)全路線
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
公共交通機関のストライキ
2010年6月11日
1. 公共交通機関の時限ストライキ
報道によれば、 アテネ周辺の公共交通機関の多くが17日(木)午前11時から午後4時までの5時間にわたって時限ストライキを実施する模様 です。
ストライキを実施するとされている交通機関は以下の通りです。
• ブルーバス
• トロリーバス
• メトロ全線
• トラム
※サバーバン鉄道は通常通り運行される模様です。
2. 主要労組による大規模デモの予定
報道によれば、国内主要労組の公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は16日(水)午後7からアテネ中心部スタディウ通りクラフスモノス広場で集会を実施し、その後デモ行進を行う予定です。
3. 郵便サービスの48時間ストライキ
報道によれば、ギリシャ郵便(ELTA)は6月中に48時間ストライキを実施すると表明していますが具体的な日程は発表されていません。
4. 主要労組による大規模ストライキの予定
報道によれば、国内主要労組の公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は日程未定ながらも大規模ストライキを将来的に実施すると表明しており,実施されれば過去のストライキ同様の影響が出る可能性があります。
一部報道では国会の関連法案可決予定日に上記24時間ストライキが実施される可能性が高いと報じられている模様です。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
公共交通機関のストライキ
2010年6月2日
1.公共交通機関の24時間ストライキ
報道によれば、 アテネ周辺の公共交通機関の多くが3日(木)24時間ストライキを実施する 模様です。
ストライキを実施するとされている交通機関は以下の通りです。
• ブルーバス
• トロリーバス
• メトロ全線
• トラム
※サバーバン鉄道は通常通り運行される模様です。
なお、報道によれば 10日(木)には上記サバーバン鉄道、及びギリシャ国鉄(OSE)が24時間ストライキを予定している 模様です。
2.主要労組による大規模ストライキ
国内主要労組である公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は将来的に大規模24時間ストライキを実施すると表明しています。
現在まで具体的な日程などは発表されていませんが、実施されれば過去のストライキ同様の影響が出る可能性があります。
一部報道では10日(木)は国会における関連法案が可決される予定日でもあるため、上記24時間ストライキが実施される可能性が高いと報じられている模様です。
デモ・ストライキ関連の情報
2010年5月27日
1.ストライキ
報道によれば、全ギリシャ船員組合は5月31日(月)に24時間ストライキを実施する旨発表しました。
つきましては、5月31日は終日船舶の運行に大きな支障が出る模様です。
2.デモ
報道によれば、共産党系労働組合(PAME)は6月1日午後6時30分からアテネ中心部のオモニア広場において集会の開催を予定しています。
つきましては、この集会の後にデモ行進が行われる模様です。
ストライキ・デモ関連の情報
2010年5月26日
1.大規模デモの予定
報道によれば, 6月5日(土)午前11時から国内主要労組である公務員組合(ADEDY)、労働者総連合(GSEE)がアテネ中心部のクラフスモノス広場で集会を開き、その後国会方向にデモ行進を実施する模様です。
当地におけるデモ行進においては、平和的なデモ参加者の中に暴力的参加者が紛れ込み、商店街や駐車中の車両等に無差別的破壊行為を加えることが散発的に発生しており今回予定されている大規模デモにおいてもその可能性が否定できず、十分な注意が必要です。治安当局も警備体制を強化しておりますが、参加者規模が大きいと事態収拾に時間がかかり不測の事態が発生する恐れも高くなります。
つきましては、皆様におかれましては関連情報の収集に努められ、以下の点にご注意下さい。
● 大勢が騒いでいる場合は速やかにその場から離れ安全な場所に移動する。
● |
警備部隊はデモ参加者から攻撃されることが多く,接近したり,撮影したりしない。 |
● |
不要不急な都市中心部への接近はしない。 |
● |
車両は不用意に路上駐車しない。 |
● |
家族、知人との連絡を密にして緊急の連絡先を確認しておく。 |
2. ストライキ
(1)今後の大規模ストライキ
国内主要労組による今後の大規模ストライキ計画はまだ決定されていませんが、近日中に何等かの決定がなされる模様です。
(2)路線バスの時間休業
報道によれば、アテネ周辺のブルーバスは27日(木)午前8時から午後10時までのみの限定的運行となる模様です(始業時間から午前8時、午後10時から終業時間までは休業) 。
20日の大規模デモ関連情報
2010年5月19日
既にご連絡のとおり、国内主要労組である公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は20日午前11時にからアテネ中心部のPedion tou Areos において大規模な集会を実施し、その後国会に向けてデモ行進を実施する予定です。
また、共産党系労組(PAME)は同じ日の午前10時からオモニア広場で集会を開く予定です。
その他、反体制主義者組織、急進左翼連合(SYRIZA)、非常勤教師組合等も午前11時から考古学博物館で集会を開く予定です。
(ここをクリックすると集会・デモの関連図がご覧になれます。)
当地における大規模デモ行進では、平和的デモ参加者の中に紛れた暴力的参加者が周辺商店街や駐車車両などに対する無差別破壊行為に及ぶこともあり、十分な注意が必要です。
今回のデモは国内の主要労組が呼びかけており規模が大きくなることが予想される他、反体制主義者組織も集会・デモを実施するため,十分な注意が必要です。
治安当局も警備体制を強化しておりますが、規模が大きいと事態が収拾されるまでに時間がかかり不測の事態が発生する恐れも高くなります。つきましては十分な注意が必要です。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
20日の24時間ストライキの情報
2010年5月18日
※下線部が17日のお知らせへの追加情報です。
1.24時間ストライキ
既にご連絡のとおり,国内主要労組である公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は20日(木)に大規模24時間ストライキを実施すると発表しており,各種公務員,役所(市、県など)職員,公立学校教員,公立病院職員なども参加する模様です。航空管制官は今回のストライキへの不参加を表明したため,航空便の離発着は今回のストライキでは影響を受けない模様です。
船員組合は参加を表明しており,20日は終日にわたり船舶が運行されない見込みです。
公共交通機関に関しては,メトロ,サバーバン鉄道,トロリーバス,ブルーバスが今回の24時間ストライキに参加を表明し,ISAP路線(キフィシア~ピレウス間:メトロ1号線)は午前10時から午後4時までの限定運行となります。トラムはまだ参加意思の表明をしていません。
2. 大規模デモ
報道によれば,国内主要労組である公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は20日午前11時にからアテネ中心部の Pedion tou Areos において大規模な集会を実施し,その後国会に向けてデモ行進を実施する予定です。
また、共産党系労組(PAME)は同じ日の午前10時からオモニア広場で集会を開く予定です。
当地における大規模デモ行進では,平和的デモ参加者の中に紛れた暴力的参加者が周辺商店街や駐車車両などに対する無差別破壊行為に及ぶこともあり,十分な注意が必要です。治安当局も警備体制を強化しておりますが,規模が大きいと事態が収拾されるまでに時間がかかり不測の事態が発生する恐れも高くなります。つきましては十分な注意が必要です。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
24時間ストライキ計画の情報(20日実施)
2010年5月17日
1.
24時間ストライキ
既にご連絡のとおり,国内主要労組である公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は 20日(木)に大規模24時間ストライキを実施 すると発表しており,各種公務員,役所(市、県など)職員,公立学校教員,公立病院職員なども参加する模様です。
航空管制官は今回のストライキへの不参加を表明したため,航空便の離発着は今回のストライキでは影響を受けない模様です。
船員組合は参加を表明しており,20日は終日にわたり船舶が運行されない見込みです。
公共交通機関職員組合の今回のストライキへの参加は近日中に意志決定される見込みとのことです。
2.大規模デモ 報道によれば,国内主要労組である公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は 20日午前11時にからアテネ中心部の Pedion tou Areos において大規模な集会を実施し,その後国会に向けてデモ行進を実施する予定です。
また、共産党系労組(PAME)は同じ日の午前10時からオモニア広場で集会を開く予定です。
当地における大規模デモ行進では,平和的デモ参加者の中に紛れた暴力的参加者が周辺商店街や駐車車両などに対する無差別破壊行為に及ぶこともあり,十分な注意が必要です。治安当局も警備体制を強化しておりますが,規模が大きいと事態が収拾されるまでに時間がかかり不測の事態が発生する恐れも高くなります。つきましては十分な注意が必要です。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
爆弾テロに関する注意喚起
2010年5月14日
1.ギリシャでは、アテネ周辺及び北部のテッサロニキなど都市部を中心に国内テロ組織等の反体制主義者らによるとされる爆弾を利用した凶悪なテロ事件が未だに頻発しており、最近も下記の通り爆弾事件が発生しました。
(1) コリダロス刑務所前での爆発
13日午後10時頃、アテネ西方に所在するコリダロス刑務所前に設置された爆弾が爆発しました。この爆弾は比較的大型であった模様で付近には物的な損害が発生しましたが、爆発前に予告電話連絡があったため1名の市民が軽傷を負ったのみでした。
(2)テッサロニキ裁判施設での爆発
14日午後1時20分頃、テッサロニキ市に所在する裁判所敷地内に設置された爆弾が爆発し、物的損害が発生しました。この事件も爆発前に予告電話連絡があり、負傷者はいない模様です。
2 .ギリシャのテロ事件は従来、深夜早朝の人通りが少ない時間帯に発生するという特徴がありましたが、最近発生しているテロ事件においては通常市民が活動をしている時間帯にも発生しています。また、3月28日夜発生の爆弾テロでは15歳の少年が1名死亡してしまいました。
3 .テロ攻撃の対象となっているのは、政府・警察関連施設、欧米系商業施設、銀行事務所、路上駐車中の公用車両等ですが、時々の世界的動向や国内政治動向等によって対象は変化していますので注意が必要です。
4 .つきましては、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努め、テロの標的となる可能性がある政府・警察関係施設や外国権益等への不要不急の訪問は避け、訪問も短時間にとどめる様に努めて下さい。また、常に周囲の状況に気を配る、車両を安易に路上駐車しない、大勢の人が集まって騒いでいる場所には近づかない、深夜早朝の不急な外出は避ける等、安全の確保には十分注意して下さい。
また場合によっては、爆発予告電話を受け警察が封鎖措置を実施している場合もありますので、周囲の状況には十分注意を払い、警察官等の指示がある場合には、それらに従って慎重に行動して下さい。
さらに、テロ事件や不測の事態が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策を講じられるよう心掛けて下さい。
トルコ首相来訪に対する抗議デモ
2010年5月12日
1.抗議デモ
報道によれば、14日(金)に予定されているトルコ首相の当地来訪に対し右翼主義組織などが抗議集会及びトルコ大使館までのデモ行進を予定しています。
集会は14日(金)午後7時からアテネ中心部スタディウ通りクラフスモノス広場で行われ、その後当地のトルコ大使館(住所: 8, Vasileos Georgiou Ⅱ Str. )までデモ行進が行われます。つきましてはデモ等実施中は参加者と警察部隊との衝突など不測の事態が発生する可能性もあり十分な注意が必要です。
2.厳戒警備
報道によればトルコ首相の当地訪問に伴って、空港などは厳戒態勢がとられる模様です。また滞在日程に従ってアテネ中心部では交通規制が頻繁に実施される可能性もあります。
24時間ストライキ計画の情報(20日実施予定)
2010年5月12日
報道によれば、 国内主要労組である公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は20日(木)に24時間ストライキを実施すると発表しました。
現段階ではこの24時間ストライキに参加する業種が具体的に判明しておらず、 市民生活に及ぼす影響は分かりませんが、既に実施された同種ストライキにおいては国際空港、公共交通機関が利用不能となり主要観光スポットも閉鎖となるなど各公共サービス、民間業種の数多くが利用できなくなる事態となり、日常生活に大きな影響が出たことから同様の事態となる可能性があり十分な注意が必要です。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
ストライキ・デモ関連情報(11日)
2010年5月11日
1.大規模デモ
(1)11日
報道によれば、5日に発生した放火事件による銀行職員3名の犠牲者を追悼する集会が左翼主義組織等の主催で 11日(火)午後7時からアテネ中心部スタディウ通りの事件発生現場前で開催され,その後国会に向けたデモ行進が実施される予定です。
(2)12日
報道によれば、国内主要労組である公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は 12日午後6時からアテネ中心部スタディウ通りのクラスモノス広場において大規模な集会を実施し、その後国会に向けてデモ行進を実施する予定です。
(3)ご注意いただきたい点
当地における大規模デモ行進では,平和的デモ参加者の中に紛れた暴力的参加者が周辺商店街や駐車車両などに対する無差別破壊行為に及ぶこともあり,十分な注意が必要です。治安当局も警備体制を強化しておりますが,規模が大きいと事態が収拾されるまでに時間がかかり不測の事態が発生する恐れも高くなります。つきましては、皆様におかれましては以下の点に十分ご注意下さい。
● 大勢が騒いでいる場合は速やかにその場から離れ安全な場所に移動する。
● |
警備部隊は攻撃される可能性が高いので、近づいたり撮影したりしない。 |
● |
大規模デモが開催されている時は都市中心部への接近を控える。 |
● |
車両は不用意に路上駐車しない。 |
● |
緊急連絡先を確認しておく。 |
2 ストライキ
(1)KEP職員組合のストライキ
報道によれば、公共サービス出張所(KEP)の全ギリシャ職員組合は17日(月)及び18日(火)の2日間ストライキを実施するとしています。つきましては、上記2日間KEPは利用できない模様です。
(2)今後の大規模ストライキ予定
報道によれば、現在まで主要労組による今後の大規模ストライキ予定は具体的日程の確定には至っていないものの、実施の方向に向けた動きが活発化しています。 大規模ストライキが実施される場合は、国際空港、公共交通機関が利用不能となり主要観光スポットも閉鎖となる可能性も高くなりますので、十分な注意が必要です。
大規模デモ関連 (本日の大規模集会予定)
2010年5月6日
1. アテネ中心部で5日行われた大規模デモの最中に、デモ参加者の一部が投げた火焔瓶により銀行事務所で火災が発生し、 逃げ遅れた3名のギリシャ人銀行従業員(女性2名、男性1名)が死亡し、他数名が病院に搬送される事件が発生 しました。
2. 今回のデモは過去行われたデモ同様に事前計画された平和的な趣旨のものでしたが、政府の最近発表した緊縮財政策に対する強い反発からか、4万人以上とも言われる予想を超える多数の参加者が集まった上に参加者多数が破壊行為に及びました。治安当局は最大数の警察官をアテネ中心部に集中動員し、治安回復に当たった結果日没前には事態は収束されましたが、攻撃された対象は警察関係にとどまらず、関係のない周辺商店、事務所ビル、駐車車両などが甚大な被害を受けました。また国内第二の都市であるテッサロニキでも同様の大規模デモが開催されました。
3. 国内主要労組は政府の緊縮財政政策に反対する闘争を引き続き実施するとしています。
また大規模ストライキが実施される時は、国際空港、公共交通機関が利用不能となり、主要観光スポットも閉鎖となる可能性もあります。
4. 6日午後6時から 国内主要労組の公務員組合(ADEDY)、労働者総連合(GSEE)が国会前で集会予定の他、共産党系労組(PAME)もオモニア広場で同様に集会予定です。 この集会も後にデモ行進に発展し、暴力的な混乱を引き起こす可能性が否定できないため、 十分な注意が必要です。
5. 集会やデモが実施される場所はアテネ中心部のオモニア広場、パネピスティミウ通りのアテネ大学管理棟前、シンタグマ広場等となっており、デモ行進はスタディウ通り、パネピスティミウ通りを頻繁に進行します。つきましてはデモ等実施中は参加者と警察部隊との衝突など不測の事態が発生する可能性もあり十分な注意が必要です。
集会の後には中心部におけるデモ行進が想定され、平和的な参加者に紛れた暴力的参加者が無差別的な破壊行為に及ぶ可能性も否定できず、十分な注意が必要です。治安当局も警備体制を強化しておりますが、参加規模が大きいと事態の収拾に時間がかかり不測の事態が発生する恐れも高くなります。
つきましては、皆様におかれましては関連情報の収集に努められ、以下の点にご注意下さい。
● 大勢が騒いでいる場合は速やかにその場から離れ安全な場所に移動する。
● |
警備部隊はデモ参加者から攻撃される可能性が高いので、近づかない。 |
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不要不急な都市中心部への接近は控える。 |
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車両は不用意に路上駐車しない。 |
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興味本位でデモ、警察部隊に近づいたり撮影したりしない。 |
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緊急連絡先を確認しておく。 |
ストライキ情報(5月4日現在)
2010年5月4日
報道によれば、国内の主要労組、公務員組合(ADEDY)と労働者総連合(GSEE)は共同して全国規模の大規模24時間ストライキを5月5日(水)に実施するとしています。
現在まで報道されているストライキ及びデモの関連情報は以下の通りです。
● 4日の予定
公務員組合(ADEDY)の組合員は5日と合わせて48時間ストライキを実施します。その他、公立学校教師組合、救急搬送要員組合(公共救急車業務)も同様に48時間ストライキを実施します。
公務員組合(ADEDY)は正午頃アテネ中心部のアテネ大学管理棟前(プロピレア)で集会を実施し国会方向にデモ行進を実施します。その他にも各種デモが午前中から実施されます。
● 5日の予定
公務員組合(ADEDY)の組合員は4日から継続して48時間ストライキを実施します。その他、公立学校教師組合、救急搬送要員組合(公共救急車業務)も同様に48時間ストライキを継続します。
航空管制官組合は24時間ストライキの実施を表明しているため5日は早朝から深夜までギリシャ国内から離発着予定の全航空便が運休となる予定です (前後の離発着予定便も時間変更など影響を受ける恐れがあります)。
公共交通機関は始業時間から午前10時迄の間、及び午後4時から終業時間まで時間休業するとしています。 そのため上記時間は現的な運行または運休となる見込みです。
電力公社(DEH)組合も24時間ストライキを実施する予定であり、短時間の停電が局所的に発生する可能性があります。
ジャーナリスト組合も24時間ストライキを実施する予定であり、国内メディアは稼働しない模様です。
午前11時頃、共産党系労組(PAME)、労働者総連合(GSEE)はアテネ中心部でそれぞれ集会を実施し、後に国会方向にデモ行進を実施します。
4日、5日は公共救急車が利用できない等、各公共サービスが広範にわたって利用できなくなる他、民間業種も数多く利用できなくなる模様です。また5日は航空機の離発着が全く出来なくなる他、公共交通機関のほとんどが限定運行となるなど大きな影響が想定されます。
大規模な集会、デモが開催される際は、広範囲な交通規制が実施される他、平和的デモであっても、反体制の過激分子が紛れ込んでいる可能性も十分にあります。つきましては各種トラブルの防止のためにも、大規模な集会、デモが開催されている場合は十分にご注意下さい。
報道されているとおり、ギリシャ政府は一連の財政赤字問題に関して更なる緊縮財政および政府支出の削減を表明しており、国内各労組はこれら政策に激しく反発しています。このため今後も同様の大規模ストライキが継続して実施される可能性が高いと言え、今後とも十分な注意が必要です。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
大規模24時間ストライキの予定
2010年4月27日
報道によれば、国内の主要な労組である公務員組合(ADEDY)と労働者総連合(GSEE)は共同して 全国規模の大規模24時間ストライキを5月5日(水)に実施すると発表しました。
現段階ではこの24時間ストライキに参加する業種が判明しておらず、市民生活に及ぼす影響は具体的には分かりませんが、既に2回実施された同種ストライキにおいては、国内の各公共サービス、民間業種の数多く利用できなくなる事態となり、日常生活に大きな影響が出たことから、同様の事態となる可能性があります。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
船員組合のストライキ予定
2010年4月26日
報道によれば、全ギリシャ船員連盟は、5月1日(土)に24時間ストライキを実施する旨発表しました。
つきましては5月1日(土)はギリシャ国内における各種船舶の航行に大きな影響(運休、遅延など)が出る可能性がある と言えます。
※この情報は予告なしで変更される可能性もありますのでご注意下さい。
27日(火)公共交通機関の時限休業
2010年4月23日
報道によれば、アテネ都市交通組織(OASA)傘下の各公共交通機関の職員が、 4月27日(火)午前11時から午後5時までの間 、時限休業を実施する旨発表しました。
つきましては上記の時間帯は ブルーバス 、 メトロ全線 、 トラム 、 トロリーバス が運休となるか、又は限定的な運行のみとなるなどの影響が出る可能性があります。
なお、郊外鉄道(サバーバン)は通常どおり運行予定とのことです。
また、27日は大規模労組の公務員組合(ADEDY)が大規模デモを実施予定と発表しています。大規模な集会、デモが開催される際は、警察当局により広範囲な交通規制が実施され、交通は混乱します。また平和的なデモであっても、混乱させようとする反体制主義者等が紛れ込んでいる可能性も十分にあります。
つきましては交通上の混乱回避及び各種トラブルの防止のためにも、デモ開催中に都市部中心に向かわれる場合は路上駐車を避け、大勢が騒いでいる場合は近づかない等、十分な注意が必要です。
※この情報は予告なしで変更される可能性もありますのでご注意下さい。
航空管制官ストの中止
2010年4月19日
報道によれば、航空管制官組合は実施を発表していた4月22日(木)及び4月23日(金)の48時間ストライキを現下の航空業界の状況を鑑み中止すると発表しました。
つきましては、ギリシャ国内の離発着航空便は予定通り運行されることになります。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
大規模ストライキの予定(航空便への影響)
2010年4月15日
報道によれば、 公務員の組合である(ADEDY) は大規模24時間ストライキを4月22日(木)に実施すると発表しました。
また航空管制官の組合も、このストライキに参加を表明しました。更にこの航空管制官の組合48時間ストライキとして22日(木)及び23日(金)の48時間ストライキを実施すると発表しました。
このため22日(木)、23日(金)の2日間は、ギリシャ国内の空港で離発着を予定している航空便の全便が運休する可能性が非常に高いものと思われます。
現時点では22日の24時間ストライキに参加する公務員の業務形態等の詳細が判明しておらず、また他主要労組等の参加も判明していないため、ストライキが及ぼす具体的な影響についてははっきりと分かりませんが、過去に行われた大規模ストライキ同様に、 病院、学校、役所、銀行、交通機関等、広範囲の業種にわたる影響が出る事態が懸念されていますので、十分にご注意下さい。
また、ストライキと合わせて大規模なデモも主要都市中心部などで開催される可能性が高いと言えます。大規模な集会、デモが開催される際は、警察当局により広範囲な交通規制が実施されます。また平和的なデモであっても、混乱させようとする反体制主義者等が紛れ込んでいる可能性も十分にあります。つきましては交通上の混乱回避及び各種トラブルの防止のためにも、中心部に向かわれる場合は十分にご注意下さい。 ※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
公共交通機関の時限休業 2010年4月13日
報道によれば、アテネ都市交通組織(OASA)傘下のブルーバス運営会社(ETHEL)、メトロ1号線運営会社(ISAP)、トラム運営会社、トロリーバス運営会社職員が、4月15日(木)午前11時から午後5時までの間、時限休業を実施する旨発表しました。
つきましては上記の時間帯は ブルーバス 、 メトロ1号線 、 トラム 、 トロリーバス が運休となるか、又は限定運行など支障が出る可能性があります。
あわせて、既にご連絡の通り15日(木)はタクシーのストライキも実施中でもありますので、ご利用交通手段を検討する必要も考えられます。 ※この情報は予告なしで変更される可能性もありますのでご注意下さい。
タクシーの48時間ストライキ
2010年4月12日
報道によれば、全ギリシャのタクシー所有者連盟は来る4月14日(水)及び15日(木)の2日間、ストライキを実施するとしています。
つきましては上記2日間にタクシー利用のご予定がある場合は、別交通手段のご利用等を検討する必要が出る可能性があります。
※この情報は予告なしで変更される可能性もありますのでご注意下さい。
今後の治安情勢等について (注意喚起)
2010年3月31日
1. 治安情勢
(1) テロ事件
既にご連絡の通り、都市部を中心に爆弾利用のテロ事件が頻発しており、3月28日には巻き添え被害を受けた15歳の少年が死亡する事件も発生しました。国内の無政府主義的テロ組織等が現政権への対決姿勢をあらわにしている反面で、極右的組織も最近活動を活発化させる傾向にあり、テロを巡る情勢は今後とも予断を許さない状況と言えます。
つきましては不測の事態に備え、以下の点にご注意下さい。
○ |
関連する最新情報の入手に努める。 |
○ |
テロの標的となる可能性がある政府・警察関係施設や外国権益等への不要不急の訪問は避け、訪問も短時間にとどめる |
○ |
常に周囲に気を配り、不審物(者)を発見した際は速やかにその場を離れる |
○ |
車両は安易に路上駐車しない |
○ |
大勢の人が集まって騒いでいる場所には絶対近づかない |
○ |
深夜早朝の不急な外出は避ける |
(2) 一般犯罪
当地ではこの時期、復活祭(イースター)の休暇等で自宅を長期不在にする家庭が多く、それにつけ込んだ家屋侵入犯罪等が増加します。
つきましては、以下の点にご注意下さい。
○ |
長期間不在にする場合は、大家や隣家等の信頼できる人に郵便物の回収、夜間の照明点灯等を依頼する等、不在を覚られない工夫をする |
○ |
警報装置、夜間照明等を確実に作動させ、犯罪の予防に努める |
○ |
うろつく不審者等を見かけたらすぐに警察に通報する等、犯罪者が寄りつきにくい環境作りを平素から心がける |
○ |
不特定多数の前で長期旅行の予定は公言しない |
2.大規模ストライキ
国内各労組は大規模ストライキを将来的に実施する可能性を示唆しており、市民生活に影響を及ぼす大規模ストライキ・デモが再度実施される可能性があります。 当館は鋭意関連情報の収集に努めておりますが、 現在まで大規模ストライキの具体的日程の発表はなく、突然計画が発表され実施される場合も多いので 皆様におかれましても十分にご注意下さい。
大使館からのお知らせ:爆弾テロに関する注意喚起
2010年3月29日
1. ギリシャでは、アテネ周辺及び北部のテッサロニキなど都市部を中心に国内テロ組織等の反体制主義者らによるとされる爆弾を利用した凶悪なテロ事件が未だに頻発しています。
2. ギリシャのテロ事件は従来、深夜早朝の人通りが少ない時間帯に発生するという特徴がありましたが、最近発生しているテロ事件においては通常市民が活動をしている時間帯にも発生しています。また、3月28日夜発生の爆弾テロでは15歳の少年が1名死亡してしまいました。
3. テロ攻撃の対象となっているのは、政府・警察関連施設、欧米系商業施設、銀行事務所、路上駐車中の公用車両等ですが、時々の世界的動向や国内政治動向等によって対象は変化していますので注意が必要です。
報道等によればここ数か月間において、以下の様な事件(主要なもの)が発生しています。
(1) |
1月9日午後8時頃、アテネ中心部の国会議事堂前において爆弾が爆発し、物的被害が発生。 |
(2) |
1月15日深夜、アテネ中心部の政府報道官事務所前で爆弾が爆発し、周辺に物的被害が発生。 |
(3) |
2月16日午後7時50分、アテネ中心部コロナキ地区に所在する米系JPモルガン事務所前に設置された爆弾が爆発し、同事務所などに物的損害が発生。 |
(4) |
2月17 日午後9時頃、アテネ西方ペリステリ地区に所在するクリソホイディス市民擁護相の事務所で爆弾が爆発し、同事務所などに物的損害が発生。 |
(5) |
2月26日午後9時頃アテネ中心部に所在する与党(PASOK)国会議員の事務所で爆弾が爆発し、同事務所などに物的損害が発生。 |
(6) |
3月19日午前9時頃、アテネ中心部オモニア地区に所在する極右組織事務所前に設置された爆弾が爆発し、同事務所などに物的損害が発生。 |
(7) |
3月20日早朝、アテネ中心部に所在するパキスタン・コミュニティー指導者宅前に設置された爆弾が爆発、物的損害が発生。同日午後4時頃にはアテネ中心部に所在する国家警察関連施設前に設置された爆弾が爆発し、同施設外壁などに物的損害が発生。 |
(8) |
3月28日午後10時40分頃アテネ北方パティシア地区で爆弾が爆発し、居合わせた15歳の少年が死亡し、10 歳の少女が重体、45歳の母親が軽傷を負った。 |
4 .ギリシャではアテネ周辺及び北部のテッサロニキなどの都市部を中心に爆弾予告電話が警察やメディア等に頻繁に連絡されています。多くは根拠のない「いたずら電話」ですが、国内で爆弾テロが実際発生しているため、全予告電話について本物としての対処がされ、警察による封鎖措置が行われています。
5.つきましては、ギリシャに渡航・滞在を予定されている方は、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努め、テロの標的となる可能性がある政府・警察関係施設や外国権益等への不要不急の訪問は避け、訪問も短時間にとどめる様、努めて下さい。また、常に周囲の状況に気を配る、車両を安易に路上駐車しない、大勢の人が集まって騒いでいる場所には近づかない、深夜早朝の不急な外出は避ける等、安全の確保には十分注意して下さい。
また場合によっては、爆発予告電話を受け警察が封鎖措置を実施している場合もありますので、周囲の状況には十分注意を払い、警察官等の指示がある場合には、それらに従って慎重に行動して下さい。
さらに、テロ事件や不測の事態が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策を講じられるよう心掛けて下さい。
6.なお、爆弾事件に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1) 2009年6月1日付け広域情報「爆弾テロ事件に関する注意喚起」
(2) パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策 Q & A 」
(3) パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは、 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)
(問い合わせ先)
○ 在ギリシャ日本国大使館
住所: 46, Ethnikis Antistasseos St., Halandri, 152 31 Athens, Greece
電話: (30-210) 670-9900 領事部直通 (30-210) 670-9910、9911
FAX : (30-210) 670-9980
○ 外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表) 03-3580-3311 (内線) 3679
○ 外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表) 03-3580-3311 (内線) 5140
○ 外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表) 03-3580-3311 (内線) 2902
○ 外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
ストライキ・デモ関連情報(注意喚起-17日の状況)
2010年3月17日
下線の部分は、15日にお知らせした内容からの追加情報です。
1.デモ
国内の主要労働組合である 公務員組合(ADEDY)等 は 23日(火)にアテネ中心部において大規模な集会・デモを実施すると発表しています。
大規模な集会、デモが開催される際は、警察当局により広範囲な交通規制が実施され、交通は混乱します。
また平和的なデモであっても、混乱させようとする反体制主義者等が紛れ込んでいる可能性も十分にあります。
つきましては交通上の混乱回避及び各種トラブルの防止のためにも、アテネ中心部に向かわれる場合は路上駐車を避け、大勢が騒いでいる場合は近づかない等、十分な注意が必要です。
2.ストライキ
(1)公務員組合(ADEDY) は新たなストライキを計画中としておりますが、具体的な日程は決定していない模様です。報道では数日内に発表されるとのことです。
(2) ガソリンスタンド所有者組合は18日(木)に24時間ストライキを実施する計画を発表しており、今後の情勢によっては復活祭時期(4月2日から5日)にも同様のストライキを実施する可能性についても言及しています。
(3) タクシー運転手組合は18日(木)に24時間ストライキの実施を発表しました。
(4) 病院勤務医の一部もストライキを実施しており、一部医療サービスに影響が出ている模様です。
3.今後の状況
大規模なストライキ及びデモは 11 日(木)に実施されましたが、労働組合側としては現状には満足しておらず、今後同様の大規模ストライキ、又はデモが実施され、日常生活に影響が出る可能性は十分に考えられます。当館としては今後とも鋭意関連情報の収集に努めて参りますが、皆様におかれましても十分ご注意下さい。
ストライキ・デモ関連情報(注意喚起-15日の状況)
2010年3月15日
下線部は、12日にお知らせした内容からの追加情報です。
1.デモ
国内の主要労働組合である 公務員組合(ADEDY) は16日(火)午後6時より、アテネ中心部のアテネ大学管理棟前(プロピレア)において大規模な集会・デモを予定しております。また、 23日(火)にも同様の集会・デモを実施すると発表しました。
大規模な集会、デモが開催される際は、警察当局により広範囲な交通規制が実施され、交通は混乱します。
また平和的なデモであっても、混乱させようとする反体制主義者等が紛れ込んでいる可能性も十分にあります。
つきましては交通上の混乱回避及び各種トラブルの防止のためにも、アテネ中心部に向かわれる場合は路上駐車を避け、大勢が騒いでいる場合は近づかない等、十分な注意が必要です。
2.ストライキ
(1) 公務員組合(ADEDY) は新たなストライキを計画中としておりますが、具体的な日程は決定していない模様です。報道では数日内に発表されるとのことです。
(2) 電力会社(DEH)職員組合は15日(月)にデモを計画、その他16日(火)17日(水)に48時間ストライキを計画しています。つきましては局所的、短時間の停電が発生する可能性があります。
(3)ガソリンスタンド所有者組合は18日(木)に24時間ストライキを実施する計画を発表しています。
3.今後の状況
大規模なストライキ及びデモは 11 日(木)に実施されましたが、労働組合側としては現状には満足しておらず、今後同様の大規模ストライキ、又はデモが実施され、日常生活に影響が出る可能性は十分に考えられます。当館としては今後とも鋭意関連情報の収集に努めて参りますが、皆様におかれましても十分ご注意下さい。
ストライキ・デモ関連情報 ( 注意喚起)
2010年3月12日
1.デモ
国内の主要労働組合である 公務員組合(ADEDY) は16日(火)午後6時より、アテネ中心部において大規模な集会・デモを予定しております。 大規模な集会、デモが開催される際は、警察当局により広範囲な交通規制が実施され、交通は混乱します。
また平和的なデモであっても、混乱させようとする反体制主義者等が紛れ込んでいる可能性も十分にあります。
つきましては交通上の混乱回避及び各種トラブルの防止のためにも、アテネ中心部に向かわれる場合は路上駐車を避け、大勢が騒いでいる場合は近づかない等、十分な注意が必要です。
2.ストライキ
(1) 電力会社(DEH)職員組合は11日のストラキに参加の他、15日(月)にデモを計画、その他16日(火)・17日(水)に48時間ストライキを計画しています。つきましては局所的、短時間の停電が発生する可能性があります。
(2)ガソリンスタンド所有者組合は18日(木)に24時間ストライキを実施する計画を発表しています。
3.今後の状況
大規模なストライキ及びデモは11日(木)に実施されましたが、労働組合側としては現状には満足しておらず、今後同様の大規模ストライキ、又はデモが実施され、日常生活に影響が出る可能性は十分に考えられます。当館としては今後とも鋭意関連情報の収集に努めて参りますが、皆様におかれましても十分ご注意下さい。
大規模ストライキ及びデモ関連情報 (注意喚起)
2010年3月10日
下線部分が9日にご連絡した内容への追加情報です。
既にご連絡の通り、国内の各種組合は大規模なストライキや集会・デモを予定しておりますが、 ギリシャ政府がこの度打ち出した更なる財政削減方針に反発し、新たな計画が明らかになってきました。当初16日(火)に実施する予定になっていた大規模24時間ストライキは11日(木)に変更が決定されています。
11日(木)は航空管制官がストライキ参加の表明をしたため、同日ギリシャを離発着予定の全航空便がキャンセルとなる模様です。
これらストライキやデモは様々な形で生活に影響を及ぼす恐れが十分にありますので、ご注意下さい。
※ 以下の情報は報道に基づくものであり、頻繁な変更もされていることから、今後も予告なしで変更される可能性もありますのでご注意下さい。
1.3月8日(月)~12日(金):司法職員の2時間ストライキ
司法職員の組合は8日(月)から12日(金)までの毎日、2時間ストライキを実施しています。時間は午前10時から正午の模様です。つきましては裁判の日程等に影響が出る可能性があります。
2 .3月10日(水)市役所公務員の4時間スト
市役所などの公務員の組織は10日(水)4時間のストライキを呼びかけています。
3 .3月11日(木)大規模24時間スト、デモ
公務員組合(ADEDY)、労働者総連合(GSEE)は当初16日(火)に24時間ストライキ、及びアテネ中心部における大規模集会・デモを呼びかけておりましたが、政府の新財政削減方針の発表に伴い、11日(木)に実施との決定がされました。
(1) 報道によれば、11日のストライキで影響を受ける機関等は、下記の通りです。
●公共交通機関
○ |
国内の全空港(管制官がストライキ参加のため、11日離発着の全便が欠航予定です) |
【アテネ周辺】 |
ギリシャ鉄道、メトロ、トラム、トロリーバス、サバーバン鉄道、バス路線(全て運休する模様です) |
|
ISAP路線:キフィシア~ピレウス間(午前10時~午後4時迄の限定運行の予定です。) |
【テッサロニキ】 |
バスを管理する OASTH によれば、午前8時30分~午後8時30迄の間バスは運休の模様です。 |
|
|
●他機関等
○ |
各種公務員 |
○ |
税務署 |
○ |
税関 |
○ |
公立校教員 |
○ |
公立病院勤務医(一部指定勤務医が就勤するため閉鎖とはならない模様です) |
○ |
銀行 |
○ |
民間企業の一部 |
○ |
港湾労働者 |
(2)現時点で報道されている11日のデモ予定は以下の通りです。
● |
午前11時~:公務員組合(ADEDY)、労働者総連合(GSEE)主催 |
|
Pedion tou Areos に集結し、国会議事堂方向へ |
|
(アレクサンドロス通りとパティシオン通りの交差する地点) |
● |
午前11時~:共産党系労組(PAME)主催 |
|
オモニア広場周辺に集結 |
※アテネ国際空港を含めた国内の各空港では11日(木)午前0時から午後11時59分までの間、一切の離発着が出来なくなる模様です。
このストライキ及びデモは国内2大労組が実施予定のため、市民生活への大きな影響が懸念されます。
2月24日に実施された同様のストライキにおいては空港(全便欠航)、病院、学校、役所、銀行、交通機関等が影響を受けましたので、同様に 当日 は広範囲の業種にわたって影響が出る事態が懸念されています。
4.その他
● |
電力会社(DEH)職員組合は11日のストラキに参加の他、15日(月)にデモを計画、その他16日(火)17日(水)に48時間ストライキを計画しています。 |
● |
ゴミ処理場職員によるストライキのため、全国の処理施設が11日(木)まで閉鎖される模様です。ゴミの収集も滞っている模様です。 |
● |
ジャーナリストの組合は11日(木)のストライキに参加を表明しており、報道に影響がでる模様です。 |
● |
警察組合は11日(木)アテネ首都圏警察本部(GADA)前でデモを予定しています。 |
● |
ガソリンスタンド所有者組合は18日(木)に24時間ストライキを実施する計画を発表しました。 |
大規模な集会、デモが開催される際は、警察当局により広範囲な交通規制が実施されます。また平和的なデモであっても、混乱させようとする反体制主義者等が紛れ込んでいる可能性も十分にあります。つきましては交通上の混乱回避及び各種トラブルの防止のためにも、中心部に向かわれる場合は十分にご注意下さい。
刃物等を利用する強盗犯罪の発生(注意喚起)
2010年3月9日
1.3月上旬、アテネ中心部において日本から来たばかりの観光客が刃物を所持した強盗7名に金品を強奪される事件が発生しました。これはアテネに深夜到着し、空港からのバスを降車した後に歩いてホテルを捜している最中の出来事でした。
2.事件が発生したアテネ中心部シンタグマ広場周辺及びプラカ地区は大勢の観光客で賑わう治安の安定した地域ですが、真夜中ともなれば当然人通りもなくなり、古い町並みが残された歴史的地区であるため路地が入り組んでおり見通しも悪くなっています。
3.ギリシャでは不法に入国する移民が急増していますが、都市部に集まったこれら不法移民が経済不況のため犯罪に手を染める事例が増加しており、都市部の治安は全般的に悪化傾向にあります。
4.犯罪者の間では「日本人は裕福で狙いやすい」とのイメージは依然として強く、犯罪予防のためにも真夜中に大きな荷物を持ったままアテネ中心部を移動することは安全上避けるべきと言えます。
5.ギリシャには日本からの定期的に就航している直行航空便がなく、欧州内各都市を経由した上での到着となりますが、当地到着時間が深夜となることがよくあります。空港からの交通手段は24時間利用可能であるタクシー、バス、及び午後 11 時 35 分迄営業しているメトロがありますが、深夜に到着される場合は、安全のためにも以下の点について検討されることをお勧めいたします。
○アテネ空港に隣接するホテルでとりあえず休憩、あるいは宿泊する
○空港からタクシーを利用し予約ホテルまで直行する
○予めホテルの送迎サービス等を予約する
○経由する都市で一泊し、当地に到着する時間を昼間帯に調整する
6.アテネ中心部で犯罪が増加傾向にある地域として、オモニア広場周辺、エクサルヒア地区等が挙げられます。宿泊ホテル選定の際は、その点も考慮に入れられることをお勧めいたします。
大規模ストライキ及びデモ関連情報(注意喚起)
2010年3月9日
下線部が5日のお知らせに追加した情報です。
既にご連絡の通り、国内の各種組合は大規模なストライキや集会・デモを予定しておりますが、 ギリシャ政府がこの度打ち出した更なる財政削減方針に反発し、新たな計画が明らかになってきました。当初16日(火)に実施する予定になっていた大規模24時間ストライキは11日(木)に変更が決定されています。
これらストライキやデモは様々な形で生活に影響を及ぼす恐れが十分にありますので、ご注意下さい。
※ 以下の情報は報道に基づくものであり、頻繁な変更もされていることから、今後も予告なしで変更される可能性もありますのでご注意下さい。
1.3月9日(火):税関職員ストライキ
税関職員は8日及び9日の間48時間ストライキの実施を表明しています。よって、税関と関係が深い業種への影響が懸念されています。
2.3月8日(月)~12日(金):司法職員の2時間ストライキ
司法職員の組合は8日(月)から12日(金)までの毎日、2時間ストライキを実施しています。時間は午前10時から正午の模様です。つきましては裁判の日程等に影響が出る可能性があります。
3 .3月10日(水)市役所公務員の4時間スト
市役所などの公務員の組織は10日(水)4時間のストライキを呼びかけています。
4 .3月11日(木)大規模24時間スト、デモ
公務員組合(ADEDY)、労働者総連合(GSEE)は当初16日(火)に24時間ストライキ、及びアテネ中心部における大規模集会・デモを呼びかけておりましたが、政府の新財政削減方針の発表に伴い、11日(木)に実施との決定がされました。
(1)現時点で報道されているストライキで影響を受けるサービス等は以下の通りです。
○ |
各種公務員 (航空管制官を含む) |
○ |
税務署 |
○ |
税関 |
○ |
市・県役所の公務員 |
○ |
公立校教員 |
○ |
公立病院勤務医 |
○ |
銀行 |
○ |
民間企業の一部 |
○ |
湾岸労働者 |
|
|
(2)現時点で報道されている11日のデモ予定は以下の通りです。
○ |
午前11時~:公務員組合(ADEDY)、労働者総連合(GSEE)主催 |
|
Pedion tou Areos に集結し、国会議事堂方向へ |
|
(アレクサンドロス通りとパティシオン通りの交差する地点) |
○ |
午前11時~:共産党系労組(PAME)主催 |
|
オモニア広場周辺に集結 |
※アテネ国際空港を含め、国内各空港は11日(木)午前0時から同日午後11時59分までの間、一切の離発着ができなくなる模様です。
※他公共交通機関の影響については未だ判明していません。
このストライキ及びデモは国内2大労組が実施予定のため、市民生活への大きな影響が懸念されます。
2月24日に実施された同様のストライキにおいては空港(全便欠航)、病院、学校、役所、銀行、交通機関等が影響を受けましたので、同様に 当日 は広範囲の業種にわたって影響が出る事態が懸念されています。
5 .3月18日(木)ガソリンスタンドの24時間スト
ガソリンスタンド所有者組合は18日(木)に24時間ストライキを実施する計画を発表しました。
大規模な集会、デモが開催される際は、警察当局により広範囲な交通規制が実施されます。また平和的なデモであっても、混乱させようとする反体制主義者等が紛れ込んでいる可能性も十分にあります。つきましては交通上の混乱回避及び各種トラブルの防止のためにも、中心部に向かわれる場合は十分にご注意下さい。
大規模ストライキ及びデモの予定(内容の一部訂正)
下線部分が4日にご連絡した内容からの訂正箇所です。
既にご連絡の通り、国内の各種組合は大規模なストライキや集会・デモを予定しておりますが、ギリシャ政府がこの度打ち出した更なる財政削減方針に反発し、新たな計画が明らかになってきました。 当初16日(火)に実施する予定になっていた大規模24時間ストライキは11日(木)に変更が決定されました。 これらストライキやデモは様々な形で生活に影響を及ぼす恐れが十分にありますので、ご注意下さい。
1.3月4日(木):集会・デモ
(1)共産党系労働団体(PAME)は4日午後6時頃よりアテネ中心部シンタグマ広場において集会及びデモを呼びかけています。またこれに先駆けて午後5時頃から中心部各所に同集会・デモ参加者が集結する見込みです。この集会・デモは比較的規模が大きなものになる可能性もありますので、交通の混乱などが懸念されています。なお急進左翼連合のSYRIZAも午後6時よりアテネ大学前での集会を呼びかけています。
(2)テッサロニキの教職員学生組織及び他労働組織などは4日午後6時30分より市中心部のアリストテレス広場で集会及びデモを呼びかけています。
(3)シンタグマ広場周辺で数百名の顔をフード等で覆った集団と警備部隊との衝突が発生している模様です。
2.3月5日(金):時限ストライキ、集会・デモの予定
公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は5日(金)正午から全国的な時限ストライキを呼びかけています。また、集会・デモを行うとしています。よって当日は公共サービスを中心に影響が出る可能性があります。また、航空管制官組合が同ストライキに参加を表明したため、正午から午後4時の間は離発着する航空便に大幅な影響がでる模様です。
3.3月8日(月)9日(火):税関職員の48時間ストライキ
税関職員は8日及び9日の間48時間ストライキの実施を表明しています。よって、税関と関係が深い業種への影響が懸念されています。
4.3月8日(月):4時間ストライキ
ADEDYは、8日(月)に4時間ストライキ、及びデモを呼びかけています。よって同日は公共サービスを中心に影響が出る可能性があります。
5 .3月11日(木)大規模24時間スト、デモ
公務員組合(ADEDY)、労働者総連合(GSEE)は当初16日(火)に24時間ストライキ、及びアテネ中心部における大規模集会・デモを呼びかけておりましたが、政府の新財政削減方針の発表に伴い、 11日(木)に実施との決定がされました。
現在時点ではこのストライキによってどの様な影響が出るかの詳細は判明していませんが国内2大労組が行うストライキのため、大きな影響が懸念されます。
2月24日に実施された同様のストライキにおいては空港(全便欠航)、病院、学校、役所、銀行、交通機関等が影響を受けましたので、同様に当日は広範囲の業種にわたって影響が出る事態が懸念されています。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
大規模な集会、デモが開催される際は、警察当局により広範囲な交通規制が実施されます。また平和的なデモであっても、混乱させようとする反体制主義者等が紛れ込んでいる可能性も十分にあります。つきましては交通上の混乱回避及び各種トラブルの防止のためにも、中心部に向かわれる場合は十分にご注意下さい。
大規模ストライキ及びデモの予定(内容の一部訂正)
下線の部分が3日の情報への追加箇所です。
既にご連絡の通り、国内の各種組合は大規模なストライキや集会・デモを予定しておりますが、 ギリシャ政府がこの度打ち出した更なる財政削減方針に反発し、新たな計画が明らかになってきました。
これらストライキやデモは様々な形で生活に影響を及ぼす恐れが十分にありますので、ご注意下さい。
1.3月4日(木):集会・デモの予定
(1)共産党系労働団体(PAME)は4日午後6時頃よりアテネ中心部シンタグマ広場において集会及びデモを呼びかけています。またこれに先駆けて午後5時頃から中心部各所に同集会・デモ参加者が集結する見込みです。この集会・デモは比較的規模が大きなものになる可能性もありますので、交通の混乱などが懸念されています。なお急進左翼連合のSYRIZAも午後6時よりアテネ大学前での集会を呼びかけています。
(2)テッサロニキの教職員学生組織及び他労働組織などは4日午後6時30分より市中心部のアリストテレス広場で集会及びデモを呼びかけています。
2.3月5日(金):時限ストライキ、集会・デモの予定
公務員組合(ADEDY)及び労働者総連合(GSEE)は5日(金)正午から全国的な時限ストライキを呼びかけています。また、集会・デモを行うとしています。よって当日は公共サービスを中心に影響が出る可能性があります。
3.3月8日(月)9日(火):税関職員の48時間ストライキ
税関職員は8日及び9日の間48時間ストライキの実施を表明しています。よって、税関と関係が深い業種への影響が懸念されています。
4.3月8日(月):4時間ストライキ
ADEDYは、8日(月)に4時間ストライキ、及びデモを呼びかけています。よって同日は公共サービスを中心に影響が出る可能性があります。
5 .3月16日(火)に予定されていた大規模スト、デモ日程変更の可能性
公務員組合(ADEDY)は16日(火)に24時間ストライキ、及びアテネ中心部における大規模集会・デモを呼びかけておりましたが、政府の新財政削減方針の発表に伴い、計画の早期実施を検討しています。現段階では具体的な日程は判明していませんが、8日(月)から12(金)の週に実施される可能性があります。
現在時点ではこのストライキによってどの様な影響が出るかの詳細は判明していませんが、2月24日に実施されたストライキにおいては空港(全便欠航)、病院、学校、役所、銀行、交通機関等が影響を受けましたので、同様に 当日 は広範囲の業種にわたって影響が出る事態が懸念されています。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
大規模な集会、デモが開催される際は、警察当局により広範囲な交通規制が実施されます。また平和的なデモであっても、混乱させようとする反体制主義者等が紛れ込んでいる可能性も十分にあります。つきましては交通上の混乱回避及び各種トラブルの防止のためにも、中心部に向かわれる場合は十分にご注意下さい。
大規模ストライキ及びデモの予定 (注意喚起)
2010年3月2日
報道によれば、国内の各種組合は大規模なストライキや集会・デモを予定している模様です。これらストライキやデモは様々な形で生活に影響を及ぼす恐れが十分にありますので、ご注意下さい。
1.3月4日(木):集会・デモの予定
(1)共産党系労働団体(PAME)は4日午後6時頃よりアテネ中心部シンタグマ広場において集会及びデモを呼びかけています。またこれに先駆けて午後5時頃から中心部各所に同集会・デモ参加者が集結する見込みです。この集会・デモは比較的規模が大きなものになる可能性もありますので、交通の混乱などが懸念されています。
(2)テッサロニキの教職員学生組織及び他労働組織などは4日午後6時30分より市中心部のアリストテレス広場で集会及びデモを呼びかけています。
2.3月8日(月)9日(火):税関職員の48時間ストライキ
税関職員は8日及び9日の間48時間ストライキの実施を表明しています。よって、税関と関係が深い業種への影響が懸念されています。
3.3月8日(月):4時間ストライキ
ADEDYは、8日(月)に4時間ストライキ、及びデモを呼びかけています。よって同日は公共サービスを中心に影響が出る可能性があります。
4.3月16日(火):大規模ストライキ及びデモの予定
公務員の組合である(ADEDY)は、政府の歳出削減策に反対して16日(火)に24時間ストライキ、及びアテネ中心部における大規模集会・デモを呼びかけています。
またADEDYは2月24日、既に実施された大規模ストライキ同様に、国内主要労働団体である労働者総連合(GSEE)に対しても同ストライキへの参加を呼びかけています。
現在時点ではこのストライキによってどの様な影響が出るかの詳細は判明していませんが、2月24日に実施されたストライキにおいては空港、病院、学校、役所、銀行、交通機関等が影響を受けましたので、同様に16日は広範囲の業種にわたって影響が出る事態が懸念されています。
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
大規模な集会、デモが開催される際は、警察当局により広範囲な交通規制が実施されます。また平和的なデモであっても、混乱させようとする反体制主義者等が紛れ込んでいる可能性も十分にあります。つきましては交通上の混乱回避及び各種トラブルの防止のためにも、中心部に向かわれる場合は十分にご注意下さい。
タクシーの48時間ストライキのお知らせ(注意喚起)
報道によれば、全ギリシャのタクシー所有者連盟は来る3月2日(火)及び3日(水)の2日間、ストライキを実施するとしています。
つきましては上記2日間にタクシー利用のご予定がある場合は、別交通手段のご利用等を検討する必要が出る可能性があります。
※この情報は予告なしで変更される可能性もありますのでご注意下さい。
大規模24時間ストライキ及びデモ のお知らせ(注意喚起-第2報)
2010年2月22日
既にご連絡しているとおり、2月24日(水)は公務員の組合である(ADEDY)や労働者総連合(GSEE)等による全国規模の大規模24時間ストライキ及びデモが実施される予定です。このストライキのため、当日は公的機関を中心に様々な分野の機関等が利用できなくなる予定です。
アテネ中心部でも各種団体による集会及びデモが予定されており大規模交通規制等の混乱が予想されます。
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報道による24日アテネ周辺で本ストライキの影響を受ける施設等は下記の通りです。 |
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・アテネ国際空港(管制官がスト参加のため、24日は離発着便全てが運休予定) |
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・公立学校、大学 |
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・銀行 |
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・病院(利用できない時間は限定的な模様です) |
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・市役所等の各種公的機関 |
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・税務署 |
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・ピレウス港(港湾労働者がスト参加のため) |
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・ギリシャ鉄道、メトロ、トラム、トロリーバス、サバーバン鉄道(全路線運休する模様です。 |
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・ISAP 路線:キフィシア~ピレウス間のライン1路線(午前10時~午後4時迄の限定的な運行の予定です。) |
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・バス路線(午前5時~午前7時 30 分頃、午後9時~午前0時頃は運休する模様です) |
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・薬局(午前10時~正午迄の間利用できない模様です) |
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テッサロニキの交通への影響(報道情報) |
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・バスを管理する OASTH によれば、24時間ストライキが実施される模様です。 |
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報道による24日のアテネ中心部における集会・デモの予定は下記の通りです。 |
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・午前11時~: Pedion tou Areos
(アレクサンドロス通りとパティシオン通りの交差地点) |
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・正午~:オモニア広場周辺 |
※上記の情報は頻繁に変更されており、予告なしで再度変更される可能性もあるのでご注意下さい。
アテネ市中心部では上記の通り大規模な集会、デモ予定に従い、広範囲な交通規制が実施される予定です。交通上の混乱回避及び各種トラブルの防止のためにも、中心部に向かわれる場合は十分にご注意下さい。
大規模24時間ストライキ及びデモのお知らせ(注意喚起)
2010年2月19日
2月24日(水)、公務員の組合(ADEDY)等による全国規模の大規模24時間ストライキ及びデモが実施される予定です。このストライキのため、24日(水)は公的機関を中心に様々な施設等が利用できなくなることが予想されます。
アテネ中心部でも各種団体が集会及びデモを予定しておりますので、交通規制などと合わせて混乱が予想されます。
報道によれば、24日アテネ周辺で本ストライキの影響を受ける施設等は下記の通りです。
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アテネ国際空港(管制官がスト参加のため、24日は離発着便全てが運休予定) |
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公立学校、大学 |
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銀行 |
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病院(利用できない時間は限定的な模様です) |
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市役所等の各種公的機関 |
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税務署 |
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ピレウス港(港湾労働者がスト参加のため) |
また、16日よりストライキを実施している税関は24日までストライキを継続することを発表した他、ジャーナリストの組合も24日のストライキに参加を表明しています。
アテネ市中心部では朝から各所で断続的に集会、デモが予定されている関係で大規模な交通規制が予想されます。交通の混乱回避及び各種トラブルの防止のためにも、中心部に向かわれる場合はご注意下さい。
国内主要幹線道路における抗議活動及び道路封鎖(第6報)
2010年2月3日
既にご連絡の通り、1月からギリシャ国内の農業作業者が政府に対する要求を掲げ、国内各地において主要幹線道路の通行を妨害するなどしており、2月3日現在においても問題の全面解決には至っておりません。
このため国内各地において交通に様々な影響が発生しており、通行が困難となっている地域もあります。関連する幹線道路等をご利用される予定の方は十分にご注意下さい。 2月3日午前7時10分現在、道路封鎖が発生していると警察が発表している主要箇所は以下の通りです。
東マケドニア・トラキア地方
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エグナティア・オドス |
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(Chrysoupolis 交差点で閉鎖:迂回措置がとられています) |
中央マケドニア地方
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Thessaloniki - Kavala 国道 |
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(100kmの地点:迂回措置がとられています) |
● |
Promahonas 国境管理所 |
テッサリア地方
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アテネ-テッサロニキ国道 |
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( Nikaia 交差点、 Mikrothives 交差点において閉鎖:迂回措置がとられています) |
中央ギリシャ地方
● |
Lamia - Livadia 地域国道 |
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(Lamia から 72 kmの地点:迂回措置がとられています) |
● |
アテネ-テッサロニキ国道 |
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(70kmの地点、Ritsona 橋にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
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(90kmの地点、アテネ方向:迂回措置がとられています) |
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(110kmの地点、Kastro にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
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(146kmの地点、Livanates周辺。アテネ方向閉鎖:迂回措置がとられています) |
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(210kmの地点、 Alamana の Roumeli にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
(ご注意:上記の情報は2月3日に警察発表されたものです。また抗議活動は様々な状況に応じて変化しています。)
国内主要幹線道路における抗議活動及び道路封鎖(第5報)
2010年2月1日
既にご連絡の通り、1月からギリシャ国内の農業作業者が政府に対する要求を掲げ、国内各地において主要幹線道路の通行を妨害するなどしており、2月1日現在においても問題の全面解決には至っておらず状況の改善には今暫く日数がかかる可能性があります。
この抗議活動により国内各地においては交通に様々な影響が発生しており、通行困難となっている地域もあります。関連する幹線道路等をご利用される予定の方は十分にご注意下さい。
1月31日午後6時30分現在、道路封鎖が発生していると警察が発表している主要箇所は以下の通りです。
東マケドニア・トラキア地方
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エグナティア・オドス |
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(Chrysoupolis 交差点で閉鎖:迂回措置がとられています) |
中央マケドニア地方
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Thessaloniki - Kavala 国道 |
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(100kmの地点:迂回措置がとられています) |
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Promahonas 国境管理所 |
テッサリア地方
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アテネ-テッサロニキ国道 |
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( Nikaia 交差点、 Mikrothives 交差点において閉鎖:迂回措置がとられています) |
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Larisa Agia 国道 |
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( Platycampos 交差点で閉鎖:迂回措置がとられています) |
中央ギリシャ地方
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Lamia - Livadia 地域国道 |
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(Lamia から 72 kmの地点:迂回措置がとられています) |
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アテネ-テッサロニキ国道 |
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(70kmの地点、Ritsona橋にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
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(90kmの地点、アテネ方向:迂回措置がとられています) |
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(110kmの地点、Kastro にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
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(146kmの地点、Livanates周辺。アテネ方向閉鎖:迂回措置がとられています) |
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(210kmの地点、 Alamana の Roumeli にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
(ご注意:上記の情報は1月31日に警察発表されたものです。また抗議活動は様々な状況に応じて変化しています。)
国内主要幹線道路における抗議活動及び道路封鎖(第4報)
2010年1月28日
既にご連絡の通り、ギリシャ国内の農業作業者が政府に対する要求を掲げ、国内各地において主要幹線道路の通行を妨害するなどしており、28日においても問題の全面解決には至っておらず状況の改善には今暫く日数がかかる可能性があります。
この抗議活動により国内各地においては交通に様々な影響が発生しており、通行困難となっている地域もあります。関連する幹線道路等をご利用される予定の方は十分にご注意下さい。
28日現在、道路封鎖が発生していると警察が発表している主要箇所は以下の通りです。
東マケドニア・トラキア地方
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Kato Nevrokopi の Exohi 税関 |
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エグナティア・オドス |
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(Chrysoupolis 交差点で閉鎖:迂回措置がとられています) |
中央マケドニア地方
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Thessaloniki - Kavala 国道 |
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(100kmの地点:迂回措置がとられています) |
テッサリア地方
● |
アテネ-テッサロニキ国道 |
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( Nikaia 交差点、 Mikrothives 交差点において閉鎖:迂回措置がとられています) |
中央ギリシャ地方
● |
Lamia - Livadia 地域国道 |
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(Lamia から 72 kmの地点:迂回措置がとられています) |
● |
アテネ-テッサロニキ国道 |
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(70kmの地点、Ritsona 橋にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
|
(90kmの地点、アテネ方向:迂回措置がとられています) |
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(110kmの地点、Kastro にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
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(146kmの地点、Livanates周辺。アテネ方向閉鎖:迂回措置がとられています) |
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(210kmの地点、 Alamana の Roumeli にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
西ギリシャ
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新Antirrio - Ioannina 国道 |
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(Ermitsa で閉鎖:迂回措置がとられています) |
(ご注意:上記の情報は28日に警察発表されたものです。また抗議活動は様々な状況に応じて変化しています。)
国内主要幹線道路における抗議活動及び道路封鎖(第4報)
2010年1月26日
既にご連絡の通り、ギリシャ国内の農業作業者が政府に対する要求を掲げ、国内各地において主要幹線道路の通行を妨害するなどしており、26日においても問題の全面解決には至っておらず状況の改善には今暫く日数がかかる可能性があります。
この抗議活動により国内各地においては交通に様々な影響が発生しており、通行困難となっている地域もあります。関連する幹線道路等をご利用される予定の方は十分にご注意下さい。
26日現在、道路封鎖が発生していると警察が発表している主要箇所は以下の通りです。
東マケドニア・トラキア地方
● |
Kato Nevrokopi の Exohi 税関 |
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エグナティア・オドス |
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(Chrysoupolis 交差点で閉鎖:迂回措置がとられています) |
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Alexandroupolis - Ormenio 国道 |
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( Petrota 交差点の第1国境管理所) |
中央マケドニア地方
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Thessaloniki - Kavala 国道 |
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(100kmの地点:迂回措置がとられています) |
テッサリア地方
● |
アテネ-テッサロニキ国道 |
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( Nikaia 交差点、 Mikrothives 交差点において閉鎖:迂回措置がとられています) |
中央ギリシャ地方
● |
Lamia - Livadia 地域国道 |
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(Lamia から 72 kmの地点:迂回措置がとられています) |
● |
アテネ-テッサロニキ国道 |
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(70kmの地点、Ritsona 橋にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
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(90kmの地点、アテネ方向:迂回措置がとられています) |
|
(110kmの地点、Kastro にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
|
(146kmの地点、Livanates周辺。アテネ方向閉鎖:迂回措置がとられています) |
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(210kmの地点、 Alamana の Roumeli にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
イピロス地方
● |
Preveza - Ioannina 国道 |
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(Louros 交差点で閉鎖:迂回措置がとられています) |
西ギリシャ
● |
Patra - Pyrgos 国道 |
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( Kourtesiouで閉鎖:迂回措置がとられています) |
(ご注意:上記の情報は26日に警察発表されたものです。また抗議活動は様々な状況に応じて変化しています。)
国内主要幹線道路における抗議活動及び道路封鎖(第3報)
2010年1月25日
既にご連絡の通り、ギリシャ国内の農業作業者が政府に対する要求を掲げ、国内各地において主要幹線道路の通行を妨害するなどしており、25日においても問題解決には至っておらず状況改善には今暫く日数がかかる可能性があります。
この抗議活動により国内各地においては交通に様々な影響が発生しており、通行困難となっている地域もあります。関連する幹線道路等をご利用される予定の方は十分にご注意下さい。
25日現在、道路封鎖が発生していると警察が発表している主要箇所は以下の通りです。
東マケドニア・トラキア地方
● |
エグナティア・オドス |
|
(Chrysoupolis 交差点で閉鎖:迂回措置がとられています) |
● |
Alexandroupolis - Ormenio 国道 |
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( Petrota 交差点の第1国境管理所) |
中央マケドニア地方
テッサリア地方
● |
アテネ-テッサロニキ国道 |
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( Nikaia 交差点、 Mikrothives 交差点において閉鎖:迂回措置がとられています) |
中央ギリシャ地方
● |
Lamia - Livadia 地域国道 |
|
(Lamia から 72 kmの地点:迂回措置がとられています) |
● |
アテネ-テッサロニキ国道 |
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(70kmの地点、Ritsona 橋にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
|
(90kmの地点、アテネ方向:迂回措置がとられています) |
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(110kmの地点、Kastro にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
|
(146kmの地点、Livanates周辺。アテネ方向閉鎖:迂回措置がとられています) |
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(210kmの地点、 Alamana の Roumeli にて閉鎖:迂回措置がとられています) |
イピロス地方
● |
Preveza - Ioannina 国道 |
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(Louros 交差点で閉鎖:迂回措置がとられています) |
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イグメニッツァ港入口(閉鎖) |
(ご注意:上記の情報は25日警察発表されたものです。また抗議活動は様々な状況に応じて変化しています。)
国内主要幹線道路における抗議活動及び道路封鎖(第2報)
2010年1月22日
報道でも大きく取り上げられておりますが、ギリシャ国内の農業作業者が政府に対し農業援助金の早急な支払い等の要求を掲げ、各地においてトラクターを用いて主要幹線道路の通行を妨害しています。ギリシャ政府は強制的排除をせず「代表者との話し合いを行う」としています。また農業作業者による道路封鎖箇所はギリシャ全土にわたって拡大しており、状況改善には今暫く日数がかかる可能性があります。
この抗議活動により国内各地においては交通に様々な影響が発生しており、通行困難となっている地域もあります。関連する幹線道路等をご利用される予定の方は十分にご注意下さい。
22日現在、道路封鎖が発生していると警察発表されている主要箇所は以下の通りです。
東マケドニア・トラキア地方
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エグナティア・オドス |
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(Chrysoupolis 交差点で閉鎖:迂回措置がとられています) |
● |
Thessaloniki - Kavala 地域国道 |
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( Amphipolis 地区:迂回措置がとられています) |
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Alexandroupolis - Ormenio 国道 |
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( Petrota 交差点の第1国境管理所) |
中央マケドニア地方
西マケドニア地方
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エグナティア・オドスと垂直に交わる道路( Vogatsiko 交差点) |
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新旧 Kastoria - Kozani 国道 |
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Florina - Krystallopigi 国道( Krystallopigi 税関に通じる道) |
テッサリア地方
● |
アテネ-テッサロニキ国道 |
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( Nikaia 交差点、 Mikrothives 交差点において閉鎖:迂回措置がとられています) |
中央ギリシャ地方
● |
イピロス地方 アテネ-テッサロニキ国道 |
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Preveza - Ioannina 国道 |
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(Louros 交差点で閉鎖:迂回措置がとられています) |
クレタ
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Arkalohori - Iraklio 地方道 |
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(Peza 交差点:迂回措置がとられています) |
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(ご注意:上記の情報は警察発表されたものです。また抗議活動は様々な状況に応じて変化しています。)
国内主要幹線道路における抗議活動および道路封鎖
2010年1月21日
報道でも大きく取り上げられておりますが、ギリシャ国内の農業作業者が政府に対し農業援助金の早急な支払い等の要求を掲げ、各地においてトラクターを用いて主要幹線道路の通行を妨害しています。ギリシャ政府は強制的排除をせず「代表者との話し合いを行う」としています。また農業作業者による道路封鎖箇所はギリシャ全土にわたって拡大しており、状況改善には今暫く日数がかかる可能性があります。
この抗議活動により国内各地においては交通に様々な影響が発生しており、通行困難となっている地域もあります。関連する幹線道路等をご利用される予定の方は十分にご注意下さい。
21日現在、道路封鎖が発生していると報道されている主要な箇所等は以下の通りです。
マケドニア・トラキア地方
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プロマホナス税関(閉鎖) |
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エグナティア・オドス |
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(Kerdyllia、Chrysoupolis 交差点で閉鎖) |
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セレス-テッサロニキ国道 |
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(Strymonikosで11時~13 時、16時~18時の間閉鎖) |
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ドラマの Exohi 税関(閉鎖) |
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(※当局はExohi 税関経由でブルガリア入りを希望する場合、25230、25300に事前連絡する様に呼びかけています。) |
中央ギリシャ・テッサリア地方
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アテネ-テッサロニキ国道 |
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(Kastro、Alamanaにおいて閉鎖) |
イピロス地方
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イオアニア-プレベザ国道 |
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(Louros 周辺で閉鎖) |
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イオアニア市内税務署(閉鎖される可能性が高いようです)
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(注意:上記の情報はあくまで報道に基づく主要なものです。また抗議活動は様々な状況に応じて変化しています。)
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