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2007年7月3日
邦人旅行者等より当館に寄せられる犯罪被害報告によれば、特に首都圏、アテネ繁華街等において置き引き、スリ、ひったくりといった犯罪被害事例が相変わらず散発しており、繁華街の散策等に際しては引き続き十分な注意と警戒を要する状況にありますが、最近、邦人旅行者および一部在留邦人より、「繁華街を散策中、偽警官に遭った」という報告が複数寄せられていますので、その手口の一部および遭遇者の声、注意事項(対応策)などをそれぞれ次のとおりお知らせします。被害に遭わぬよう十分ご注意を。
1.
手口(被害者・遭遇者の声) (1)事例その1
アクロポリス近辺の繁華街を散策中、見知らぬ一人の男に声をかけられ、会話に興じていたところ、近づいてきた2人の男(いずれも私服)に「警察だが、財布をチェックさせて欲しい。」と持ちかけられた。職務質問だと思い財布を手渡すと、彼らは何かをチェックするように中を覗き、そしてすぐに返してくれた。財布はすぐ目の前でチェックされたためそのときは疑念を抱かなかったが、しかし、あとになってクレジット・カードが抜きとられていることに気づいた。
(2)事例その2
カリセア(アテネ中心街より南方)の路上を歩行中、見知らぬ一人の男に声をかけられたがこれを無視して歩き始めたその矢先、今度は別の男(私服)に歩行を遮られ、「警察だ」と声をかけられた。私服でIDのようなものをひらひらさせている男に怪しさを感じたため、「これから大使館に行くところだ。どいてくれないか」と大声を出して周囲の注目を集めておき、脇をすり抜け、そのまま歩き続けてことなきを得た。
2.注意事項(偽警官対応策)
警察当局者の話では、とくにアテネ首都圏においては私服警察官の職務質問はほとんどあり得ないとのことなので、相手が私服の場合はまず「偽警官」とみなしてよいと考えますが、ただし、犯人らは常にグループで行動していると考えられます。従って、いたずらに相手を刺激すれば、多勢に無勢でアジトに連行されたり暴行を加えられたりするおそれもあります。
皆様におかれましては、上記内容に鑑み、繁華街散策中に同様のケースに遭遇したときは次の事項に注意して対応するよう心がけてください。
(1)最初から「ニセもの」と決めてかかりいたずらに相手を刺激せぬよう注意することが肝要。見知らぬ人物から声をかけられたり怪しいと感じたりしたら応じないことが基本ではあるが、完全に無視せず、やりとりを拒否する意思をはっきりと、大きな声で伝えること。それでもしつこくつきまとわれるようなら、絶対に人気のない場所に入り込まず、商店などに一時避難して助けを求め、大使館または警察に連絡してもらうようにする。
(2)単独で夜間に外出したり、人気のない場所を散策したりといった行動をできる限り避ける。
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在ギリシャ日本国大使館 領事部
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