戸田大使カヴァラ市訪問

 

   8月9日、戸田大使はカヴァラ市を訪問し、パスハリーディス国会議員(カヴァラ選出)、シミチス市長、パナギオティディス・カヴァラ商業会議所副会頭(写真真ん中)等と懇談しました。懇談では、二国間関係の促進、財政危機の対応・見通し等について意見交換をした他、カヴァラ市側からはカヴァラ農産品等の対日輸出、日本人観光客の来訪に期待が表明されました。

 8月10日、戸田大使はタソス市(タソス島)を訪問し、ハジエマヌイル市長と懇談しました。懇談では、二国間関係の促進について意見交換をした他、タソスの歴史、財政危機の現地での影響等について市長から現状を教えてもらいました。懇談後、戸田大使は、パスハリーディス国会議員(カヴァラ選出)とともに、タソス市主催の「はちみつ祭り」に招かれ主賓として出席しました。現地のテレビインタビューでは、市長からタソス産品の日本への輸出に高い期待が表明されました。

 8月11日、戸田大使はカヴァラ小アジア人協会の主宰するヘレニズム難民博物館を訪問し、同協会メンバーと懇談しました。懇談では、1922年のトルコ軍による攻撃を受けて避難する小アジアに在住していたギリシャ人を日本の民間船舶が救援した事件(参考)について改めて日本に対する謝意が表されました。

 (参考)カヴァラ小アジア人協会(1922年のギリシャとトルコの戦争の際に、小アジアからカヴァラ市に避難してきたギリシャ人が結成し、小アジアでの生活様式を継承し次代に伝承する活動を行っている)の証言によれば、1922年のトルコ軍による攻撃を受けて避難する小アジアに在住していたギリシャ人を、近海にいた日本の民間の船舶が積んでいた貨物を投棄し救助したとされています。

 
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