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キプロス政治概況

 
2013年2月

1. アナスタシアディス新大統領の就任

24日、キプロス大統領選挙の決選投票(17日の第1回投票における上位2候補によるもの)が実施され、アナスタシアディス民主運動党(DISY)党首が57.48%の票を獲得してマラス候補(無所属、労働者進歩党(AKEL)支持)に勝利し、大統領に選出された。

アナスタシアディス新大統領は、28日に行われた就任式典の演説において、金融・財政危機及びキプロス問題への団結した取り組みの重要性及び親欧州の外交姿勢等に言及した。


2. 天然ガス開発に関するキプロス政府と外国企業との契約締結

6日、キプロス政府は、仏Total社との間で、自国EEZ内計13区画の内のブロック10及び11の2区画の掘削権に関する契約に署名した。キプロス政府は、1月24日に伊ENI、韓KOGASによる共同企業体との間で3区画(ブロック2、3及び9)の掘削権に関する契約署名を行っており、資源開発の動きを着実に前進させている。


2013年2月の主要な動き>

 
キプロス問題
内政・経済
外交・防衛
   
1日(金)

●マルクリ外相、ミュンヘン安全保障会議に出席(-3日)。
 
2日(土)
 
●キプロス中銀、キプロス政府が米PIMCO社から金融部門の資本再構築必要額に関する最終報告書を受領した旨の声明を発出。


4日(月)
●フリストフィアス大統領、スタヴリナキス氏を中銀副総裁に任命。


6日(水)
●政府、資源開発に関し、仏Total社との間で2区画の掘削権に関する契約に署名。
●オミル国会議長、シュルツ欧州議会議長等と会談(於:ストラスブール)。
7日(木)


●フリストフィアス大統領、欧州理事会に出席(-8日、於:ブリュッセル)。
8日(金)
●マルクリ外相、キプロス訪問中のマーリキー・パレスチナ自治政府外務庁長官と会談。
10日(日)
●フリストフィアス大統領、キプロス問題交渉が行き詰まっているのはトルコ及びエロール・トルコ系代表の責任である旨発言。







11日(月)



●シアルリ財務相、ユーログループ会合に出席。
13日(水)
●フリストフィアス大統領、現在我々が直面している最大の脅威は北キプロスのステータスの格上げの試みである旨発言。
●ステファヌ政府報道官、対キプロス支援において銀行預金者等のベイルインの可能性が報じられたことを受け、右可能性を否定。
●フリストフィアス大統領、ギリシャを訪問し、サマラス首相等と会談。

15日(金)
●フリストフィアス大統領、任期終了を迎えるに際しTV演説を実施。

17日(日)
●大統領選挙第1回投票。有効投票数の過半数に達する候補がいなかったため、24日にアナスタシアディス候補とマラス候補との間で決選投票。


18日(月)

●マルクリ外相、EU外務理事会に出席(於:ブリュッセル)。
24日(日)
 
●大統領選挙決選投票。アナスタシアディス候補(DISY党首)が57.48%の票を獲得し大統領に選出される。
25日(月)
●エロール・トルコ系キプロス代表、アナスタシアディス次期大統領に電話にて祝意を伝達。
●独・仏財相、対キプロス支援交渉は3月末前に合意を達成すべく速やかに再開されるべき等の内容の共同声明を発出。
28日(木)
●キプロス国会にて大統領就任式典が行われ、アナスタシアディス大統領が就任。

 
 
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