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山口直也氏 インタビュー

 
スタジオ・ディーバ代表、写真家の山口直也氏 インタビュー

4月9日と10日、アテネで東京のスタジオ・ディーバによるイベント「ジャポニズム:写真家の観た二つの舞台芸能、歌舞伎と能、その美意識と創造性」が行われました。講演後、スタジオ・ディーバ代表、写真家の山口直也氏にインタビューしました。   


- スタジオ・ディーバは近年、海外での活動も精力的に行っていますが(今回もギリシャの他イタリア、ルーマニアで講演)その活動内容について教えて下さい。

スタジオ・ディーバは元々は、テレビ、雑誌等のCM、外国人モデルを起用したスクールや観光の宣伝といった商業フォトの撮影を手掛ける活動をしてきましたが、2011年に起きた東日本大震災で日本全体が大きな打撃を受け、日本から多くの外国人が退去したことを目の当りにして、海外で日本のPR活動をしたいと思うようになりました。日本は、自ら積極的に発信していくという姿勢が弱いですから。

そんなところに、ポーランドで開催される国際モダンバレエ週間に応募するという日本人バレエ・ダンサーに応募申請用の写真撮影を依頼されました。その写真がワルシャワのオペラハウスの目に留まって個展の依頼があり、海外初の個展を開催しました。それを機に様々な依頼があり、作品展だけでなく、作品の中の人物を実際に登場させ、観客の方々が身近に感じたり、参加・体験できる形の講演会を行うようになりました。主に学校を中心に海外を回っているのですが、関心を持って頂けるような作品はもちろん、日本の文化的背景や伝統的要素をベースにした新しいものを創り出し、観客の記憶に残るとともに日本に関心を持って頂くことを心掛けています。


- 今回、ギリシャを訪問されてどのような印象を受けましたか。

ギリシャは今回が初訪問ですが、“太陽の国”という感じですね。色、香り、食べ物、どれもはっきりしていて、鮮やかです。


- 日本人の美意識についてどのようにお考えですか。

能や歌舞伎といった伝統芸能で育まれた美的感覚が現代まで受け継がれ、私の講演でも触れた「幽玄」につながっていると思います。日本人の「奥ゆかしさ」は自己主張が求められる国際社会ではあまり評価される特性ではありませんが、この秘めた精神が私は好きで、この点をいかに世界に知ってもらうかが活動の目的でもあります。


- スタジオ・ディーバの今後の活動について教えて下さい。

今年5月中旬に、アメリカのフィラデルフィアで私の作品に感銘を受けた音楽家とコラボショーを開催する予定です。私の写真作品に音楽をマッチさせたショーです。世界に日本文化をもっと知ってもらいたいと思います。

 
 
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