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ピアニスト カラン氏のインタビュー

  2014年2月10日、西林大使公邸で、日本の被災地を始めとする世界各地を舞台に演奏活動を行っているギリシャ人ピアニスト、パノス・カラン氏のリサイタルが行われました。以下、カラン氏のインタビューです。

- ピアニストとしての活動について紹介して下さい。

 7歳からピアノを始め、19歳の時にスペインの"Jose Iturbi" International Piano Competitionで受賞した。メガロン・アテネコンサートホール、東京の王子ホール、カーネギーホール(Weill Recital Hall)等でリサイタルを行った他、 2009年12月にはRachmaninov Piano Concerto No. 3のデビュー・アルバムも出した。 しかし、十分練習したのにコンテストで本来の力を発揮できないことがあり、自分に足りないものは何なのか考えたところ、自分は恵まれ過ぎて育ったことに気づいた。音楽で世界をより良い場所に変えるために、2011年1月にNPO団体のKeys of Changeを設立し、アマゾン(エクアドルとペルー)、日本、シエラレオネ、ウガンダ、インドで活動を行っている。

- 2011年3月の東日本大震災以来、カランさんは5回日本を訪れています。日本での被災地支援について教えて下さい。

震災から半年後の2011年8月に、福島県や宮城県の避難所、学校、仮設住宅等で8日間で11回のリサイタルを行いました。1回の訪日のみで終了するつもりでしたが、震災のショックで一言も話さなかった人が、自分の演奏を聴いて初めて「有り難う」と言葉を発したことに、演奏者の自分の方が感動してしまいました。その後も、2012年3月、10月、2013年3月に、避難民は忘れ去られてはいないと勇気づけ、音楽の力で被災地を明るく照らすために演奏しました。2013年夏には日本に短期滞在し、日本語も勉強しました。

-今後の活動について教えて下さい。

 3月に6度目の訪日をし、3月14日にサントリーホール、27日に福島コンサートホール等で、合計5回の演奏会を行います。この他、Keys of Changeの日本向けのプロジェクトとして、4月に35人の福島県のユース・オーケストラの若者をロンドンに招き、Queen Elizabeth Hallでコンサートを行うための準備をしています。読者の皆様からも、何らかの形で協力を頂ければ有り難いです。

Panos Karan: www.panoskaran.com
Keys of Change : www.keysofchange.org/
 
 
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