9 月 20 日(水)より開催された「第 12 回アテネ国際映画祭」に豊田利晃(とよだとしあき)監督がアジア映画界の代表として招待され、同監督の作品 5 本が上映されました。各作品とも会場は満席で、監督は舞台挨拶とともに観客からの質問に応じ、ギリシャのシネマファンとの交流を図りました。豊田監督は、幼少の頃から新進棋士奨励会に所属していましたが、 1998 年に「ポルノスター」で監督としてデビューし、同年の日本映画監督協会新人賞を受賞後、「アンチェイン」、「青い春」、「ナインソウルズ」、「空中庭園」と優秀な作品を手掛けています。同監督はアテネ滞在中、マスコミの取材に応じ、映画祭について興味深い企画であるとの感想を述べていました。 日本の現代映画が公開される機会が少ないギリシャにおいて、今回、豊田監督をはじめ、今敏(こんさとし)、手塚眞、是枝裕和といった日本の映画界で活躍している若手監督の作品が紹介され、ギリシャの方々とともに楽しまれた日本人の方も多かったのではないでしょうか。
Copyright (c) : 2014 Embassy of Japan in Greece
46 Ethnikis Antistasseos Str., 152-31 Halandri, Athens
Phone : +30-210-6709900 (Central) | Fax : +30-210-6709980